秋になるとイチョウの木になる銀杏は、モチモチしてちょっとほろ苦く、料理の引き立て役にもなる食材です。
銀杏と言えば、茶碗蒸しや串焼きなどが有名ですが、かやくご飯に入れたり、かき揚げにしても美味しいんです。
でも「硬い殻の処理がよくわからない・・」「なんか難しそう・・」と思っている方も多いのではないでしょうか?
ご安心ください♪
銀杏の焼き方は定番のフライパン、レンジの他にグリルでも簡単に焼けます!
今回はこの三つの焼き方と銀杏を取り扱う時のコツや嬉しい栄養素と危険な銀杏中毒についてご紹介します。
小さな銀杏にはカリウム、ビタミンB群、ナイアシン・パントテン酸、ビタミンCなどの栄養素が含まれており、高血圧や動脈硬化の予防、むくみ対策、疲労回復、美容効果などが期待できます。
殻を割ってから炒るので銀杏が爆発することなく、つやつやの銀杏ができます。
炒っている時からいい香りがしますよ。
銀杏の殻は煎った直後なら簡単に取ることができますし、こちらは初めに割っているのでさらに簡単です。
素手で触るととっても熱いので鍋つかみなどを使ってくださいね。
たまに爆発もしますが、封筒の中なので安心ですし、火加減などを調節しなくてもいいので手軽に早く調理したい方におすすめです。
最初はレンジの中でパンパン!いうのがビックリしますが、銀杏の焼き方で一番簡単な方法になります。
破裂する勢いで封筒の口が開く場合もありますので、しっかり折ってください。
銀杏はフライパンやレンジで調理する方が多数ですが、実はグリルでも簡単に美味しく焼けます。
★銀杏をオーブンで調理する方法
薄皮は冷めると張り付いて取りにくいのでアツアツのうちにむいてください。
フライパンだと火加減調整やコンロの前に付きっきりですし、レンジだと加熱の加減を間違えるとかたくなってしまう場合もありますが、その点、グリルは手間も少なく安定して焼くことができすのでオススメです。
そして忘れてはならないのでが‘銀杏中毒’です。
その原因は銀杏に含まれる「メチルピリドキシン」という成分で、ビタミンB6の働きを阻害し、体内がビタミンB6不足になります。
そうすると内臓や脳の働きに支障が出て、下痢を伴う頭痛、嘔吐、呼吸困難、脈拍が異常に早くなる、けいれん、昏倒、めまい、消化不良、発熱、顔面蒼白などの症状が起こります。
公益財団法人・日本中毒情報センターによると、
中毒が起きる量として子供が7粒以上、大人は40個以上と表記されています。
食べた後、1時間から12時間以内に発症し、約半数の方は1日以内に回復します。
銀杏は串焼きなどにすると小さくてついつい数を食べてしまいがちですが、銀杏中毒というものがあることを覚えておきましょう!
銀杏の焼き方や栄養、注意点などをご紹介しました。
銀杏は上品で繊細なイメージもあり、来客時にはおもてなし一品としても最適です。
調理方法を三つの中からご自身がやりやすい方法で作ってみてくださいね♪
食欲の秋にはたくさんの美味しいものが旬を迎え、銀杏もその1つです。
一度作ってしまえば「意外と簡単!」と思いますよ♪