冷蔵庫の整理をしていたら、去年贈られてきた蜂蜜を発見!
見てみるとかなり残っていて、ほとんど減ってない…。
せっかくの蜂蜜、もったいないですし食べ切りたいですよね。
でも、1年も経った蜂蜜を食べても大丈夫なんでしょうか?
未開封ならまだしも、開封してあれば不安になると思います。
食べ物は保存状態がよければ長持ちすると言いますが、
冷蔵庫での保存方法は正しかったのかどうか疑問ですよね。
贈り物としては人気が高く、もらうとなんだか嬉しくなる蜂蜜。
でも、いざとなると保存方法や使い道に悩んでしまうものです。
どういうふうに保存すれば長持ちするのか?
正しい保存方法は?
滅多に使わないものだからこそ、しっかり保存しておいて、長く、そして安全に、使い続けられるようにしておきましょう!
冷蔵庫保存は実はNG!湿り気を避けて常温保存が好ましい!
蜂蜜を長持ちさせるなら冷蔵庫はやめて常温保存がベストです!
なぜなら蜂蜜の保存に最適の温度は18~24℃だからなんですね。
直射日光は避け、日の当たらないところに保存しておきましょう。
冷蔵庫だと温度が低すぎて白く固まってしまいます。
白く固まったとしても食べられることは食べられるのですが、残念ながら香りも味も落ちるためおいしくなくなるんですね。
それから、蜂蜜は湿気を吸収しやすいので気をつけて下さい。
直射日光の当たらない常温保存となると思い浮かべるのは台所の下。
しかし、水回りは湿度が高く蜂蜜の保存には向かないんです。
台所の下はもちろん水回りに蜂蜜を置いておくのはやめましょう!
また、蜂蜜は季節関係なく“常温保存”を心がけて下さい。
夏になるとどうしても、なんでもかんでも、冷蔵庫に入れたくなってしまいます。
ですが、夏でも冬でも冷蔵庫には入れず、常温保存するのがポイントなんです。
開封前なら賞味期限は2~3年!開封後は・・・?
蜂蜜の賞味期限はとても長く、開封前ですと2~3年は持つんです。
抗菌作用が高いので正しく保存していればそうそう腐りません。
2~3年経っても未開封なら安全においしく食べられます。
では、開封後はどうなのか?
実は開封後も賞味期限以内なら問題なく食べることができるんです。
正しく蜂蜜を保存していれば賞味期限通りに食べていいんですよ。
ただ、例えば一度使って口につけたスプーンで蜂蜜をすくうと、雑菌が蜂蜜の中に入り込み繁殖してしまう可能性があります。
そうすると「カビが生えない」と言われている蜂蜜にも、カビが生えてしまう心配がありますから、絶対にやめましょう。
もちろん開封後でも、蜂蜜は常温保存ですから、冷蔵庫は避けて下さいね。
- 開封前も開封後も常温保存にする。
- 日が当たらず湿度の低い場所を選んで保存する。
- 蜂蜜をすくう時は必ず洗ってあるきれいな食器を使う。
蜂蜜を長持ちさせるコツは、このたったの3つなんです!
私がオススメする保存場所は台所の上の棚や食器棚の中ですね。
家具の置き場所にもよりますが、この辺りは大抵日陰です。
湿気は下へ落ちるので台所の上なら多湿の問題もないでしょう。
まとめ
あなたは今まで蜂蜜を、どのように保存していたのでしょうか?
開封前も開封後も常温保存がベストだなんて驚きですよね。
どんな食品も開封したら冷蔵庫に入れておきたくなるものです。
ちなみに、冷蔵庫に入れて白く固まってしまった蜂蜜は、50~60℃くらいのお湯を用意して湯煎すれば、元通りになりますよ。
別の容器に移す必要はなく、フタを緩めてそのまま湯煎するんです。
ただ、元通りになっても、残念ながら風味は若干落ちてしまいます。
今回、最初にお話したパターンですとおそらく固まっているでしょう。
しかし1年しか経っていませんので湯煎すれば食べられますね。
正しく保存すれば長持ちするだけでなく味もキープできますから、これを機に蜂蜜の保存方法を見直してみてはいかがでしょうか?