大人にも子供にも大人気の餃子。
手作りするのはちょっと手間がかかるけど、子供の頃、お母さんに教えてもらいながら一緒に作ったのは、とても良い思い出です。
もちろん、手作りはおいしいのですが、今は昔と違いスーパーなどで冷凍餃子が簡単に手に入りますから、忙しくて手作りする時間がない時でも、簡単に餃子を食べることができますよね。
パリッと上手に焼けた餃子は、ご飯のおかずはもちろん、お父さんのビールのおつまみにも最高です。
でも、その冷凍餃子、ただ焼くだけなのに、上手に焼けない…っていう経験ありませんか?
私もそうでした。
上手に焼けるときもあるのだけど、パリッと焼けずにべちゃっとしてしまったり、フライパンにくっついてしまって、焼き上がりボロボロ…なんてことも。
そんな時は、フライパンのせいにしてきましたが、実はちょっとしたコツで、いつでも失敗しないパリパリの餃子が食べられるのです。
焼き方の手順が間違っていた?!
私の焼き方はこうでした。
- 熱したフライパンに油をひき、冷凍餃子を並べる。
- 少し焦げ目がついたら水を入れて蒸す。
- 水が少なくなったらふたを取りきつね色になるまで焼き上げる。
みなさんこんな感じじゃないですか?
もちろんこの手順で、上手に焼けるときもあるのですが、同じようにしても失敗することも。
でも、ちょっと手順を変えるだけで、絶対に失敗しない方法があったのです!
それは、火をつけるのは餃子を並べてからにするということなのです。
コツは「火をつける」「水を入れる」のタイミング!
餃子を上手に焼くコツ、これを覚えると失敗知らず。難しいことは何もなくて、むしろこれまでよりも簡単なくらいですよ。
<失敗しない餃子の焼き方>
- フライパンを熱する前に油をひく。
- 冷凍餃子を、油を付けながらフライパンに並べる。
- 水を入れる。(餃子が半分かくれるくらい)
- ふたをする。
- 火をつける。(強火)
- 4~5分すると、水がなくなってくるので、ふたを開けてサラダ油を回しいれる。
- 焦げ目がつくまで1分ほど焼く。
…とこんな感じです。
つまり、「焼く」前に「茹でる」という感じですかね。
焼き時間は、それぞれの環境で調整してくださいね。
最後の焼きの段階で入れるサラダ油をゴマ油にすると、さらにおいしく仕上がりますよ。
羽根つき餃子もバッチリ!
最近は羽根つき餃子を好む人も増えていますよね。
羽根の部分がさらにパリパリ感を増して、おいしく感じます。
そんな羽根つき餃子がお好みの場合は、フライパンに入れる水に小麦粉を入れてあげると羽根つき餃子になりますよ。
あまり入れすぎると焦げる原因になるので、割合的には水100mlに対して、小麦粉小さじ1くらいがちょうどいいです。
ちょっと手順が変わるのでご紹介しておきます。
<羽根つき餃子の焼き方>
- 2.は手順同じ。
- 火をつけ(強火)、すぐに水(小麦粉を溶いたもの)を入れる。
- ふたをする。
- 弱火で8~10分蒸し焼きにする。
- ふたを取り、中火で2~3分焼く。
- 水分がとび、羽根がきつね色になったらできあがり。
買ってきた餃子は粉がたくさんついている場合もあるので、その場合は粉を少し払い落とし、さらに水に溶く小麦粉も少なめにするといいですよ。
油はねもなく楽チン!
これまでは、熱したフライパンに冷凍餃子を並べるときに、パチパチ油もはねるし、均一に焼けるようにと急いで並べていました。
でも、この方法だと火をつけていないので、餃子を落ち着いて丁寧に並べますし、失敗もなくなったのでフライパンを悪者にしないで済んでますよ(笑)
とても簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。