テレビでも雑誌でも掃除のアイテムとしてよく登場するのが重曹です。
もちろん、お風呂掃除にも重曹は大活躍なんです。
ですがまだまだ使っている人は少ないですよね。
などの疑問について解説します。
重曹のメリットなど盛りだくさんでご紹介しますので、ぜひハウスキーピングにお役立てください。
お掃除シーンでよく聞く重曹やクエン酸、みなさんは使っていますか?
気になるけれど使ったことがないという方も多いのではないでしょうか。
重曹はドラッグストアや100均一でも買えるとても身近な商品です。
ここでは重曹の正体を解説して納得した上で浴槽掃除に使ってもらいたいと思います。
重曹の正式名称は重炭酸ソーダといい、弱アルカリ性の白い粉で、環境や人体に優しいエコな商品です。
重曹の得意分野は皮脂汚れや油汚れなどの酸性汚れ、消臭効果、金属のサビ、ヌメヌメ解消などです。
なので冷蔵庫やレンジ、台所の作業際などのキッチン周り、排水口まわりなどに効果的です。
また白い粉末は少し溶けにくい性質なので、研磨剤としても使えます。
そして反対に不得意なのがアンモニア臭や水垢です。
お風呂の鏡や洗面台の鏡によく水垢がつきますが、これは弱アルカリ性の汚れなので、同じ弱アルカリ性の重曹ではきれいに落とせないんです。
水垢と湯垢の違いはわかりにくいですが、
になります。
湯垢は浴槽や座る椅子などの小物や給水ホースなどによく溜まりますので、そんな時は重曹の出番となります。
浴槽汚れの原因である湯垢(酸性)を落とすには性質が反対の重曹(弱アルカリ性)の得意分野だとわかりました。
では実際どうやって使うのか?についてお話します。
これでヌメリがとれてさっぱりきれいになります。
もし気になる汚れがあれば、アクリルタワシに重曹をつけて洗ってください。
さらに頑固な汚れは重曹大さじ2と水大さじ1をよく混ぜてペーストをつくり、それを塗った後ラップをし、20~30分放置してから優しくこすり落としましょう。
重曹ペーストはカビにも効果的なので浴槽のパッキンなどにも使える優れものです。
先ほど申しましたが、溶けにくく研磨剤としても使えるものなので、そのままこすると浴槽を傷つけてしまうのである程度溶かしてから使ってください。
残り湯を使うと経済的でお風呂あがりに掃除ができるので楽ですが、汚れがひどい残り湯はあまりきれいになりません。
そして最後に、
重曹はエコでコスパもよくとても便利ですが、ヒノキなどの天然素材に使うと変色やシミの原因になるのでご注意ください。
重曹を使った浴槽掃除についてご紹介しました。
家には食器洗い、トイレ洗剤、お風呂洗剤などたくさんの洗剤が溢れていますが、重曹の特徴を活かせば、家の掃除洗剤を減らせます。
重曹と反対の性質のクエン酸がそろえば、賢くエコに家中の掃除ができます。
確かに合成洗剤は泡がモコモコして洗えた感はとても感じますが、泡切れが良すぎて、ちゃんと流せているのか不安です。
浴槽のお湯は直接肌に触れるものなのでできれば安心して清潔に掃除したいものです。
そんな時はぜひ重曹を役立てましょう!