「腸内環境」を日頃あまり真剣に考えることはないかもしれませんが、実は私たちの健康に大きく関わっています。
お肌と違って目に見える部位ではないので、おろそかにしがちですが、実はとてもデリケート。
便秘や下痢などでお悩みの人も多いかもしれませんが、それらもストレスにより腸に影響が出ていることが原因だったりするのです。
あなたの肌荒れ、またこのごろ体調がすぐれない…そんな風に感じている方。それは腸内環境が悪化していることが原因かもしれません。
腸内環境と言っても、日頃便秘症だったりしない限り、自分の腸内環境が悪化してるなんて考えることはないかもしれません。
でも、腸内環境は私たちの健康を大きく左右するものなのです。
どのような影響が出るのか見ていきましょう。
何かしら該当する!という人が多いのではないでしょうか?
でも、あまり腸内環境が悪化している!ということでは自覚はないもの。
自分の腸内環境が、今どんな状態なのかチェックしてみましょう。
いくつ当てはまりますか?チェックしてみましょう。
<腸内環境チェックリスト>
以上の項目で3個以上該当する方は、腸内環境が不安定の状態かも。
腸内環境を整えるためには、善玉菌を多く含む食品を摂取することや、善玉菌を増やす成分を摂取することが必要になります。
食品として多く含まれる代表的な善玉菌は、乳酸菌、ビフィズス菌、酪酸菌などがありますが、酸に弱い性質があるため、善玉菌そのものを含む食品を摂ることが一番手っ取り早い方法になると思われます。
善玉菌そのものを含む食品としては、
などです。
どれも、今の食事にプラスして摂取することが可能かと思いますので、自分に合ったものを一品プラスして摂取できると良いかと思います。
また、もうひとつ考えられるのが食生活の欧米化です。
日本人の体質はもともと野菜中心の食事があっているので、近年の欧米化で肉食系の食事が多くなったことで、腸に負担がかかっていることが考えられます。
もちろん肉類も必要な栄養素ではあるのですが、日頃の食生活の中で、野菜を多く取り入れることが腸への負担を減らし腸内環境を整える一つの要因になるのです。
食べ物が胃に残っている状態で寝てしまうと、胃腸に負担がかかっている状態になり、それにより腸内環境を悪化させてしまう危険があります。
理想は、食べてから4時間経ってから就寝。
しかし、仕事などで帰宅が遅くなり、なかなかそうはいかない…というのが現実。
もしそれが無理でも、なるべくその時間に近づけてあげることで、胃腸への負担を減らすことができます。
夕食を食べてすぐに寝てしまう…ということは避けるようにしましょう。
また、食べ方も注意が必要です。
いくら善玉菌を多くとる食事を心がけても、吸収されなければ意味がありません。
やはり良く噛んで食べること。
そうすることで、唾液の分泌がたかまり、胃液や胆汁ともよく混ざり、消化吸収を助けてくれる、つまり胃腸への負担を軽減することができるのです。
腸内環境についてお話してきましたが、いかがだったでしょうか。
腸内環境を改善することでこれまで感じていたちょっとした体調不良が改善できるかもしれませんよ。
これまで考えたことがなかった人も、ぜひ試してみてください。