パエリアは見た目も豪華でクリスマスのようなパーティでもいけますし、大切なお客様をお迎えしたときのおもてなし料理にもなります。
お店で食べるパエリアは実は自宅でも簡単に作ることができます。
パエリアは米を洗わずに作るレシピがたくさんありますが、どうして洗わないの?
汚くはない?
と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
米を洗わない理由やパエリアが美味しくなる仕組み、簡単美味しいレシピなどをご紹介します。
これを読むと作ってみたくなること間違いなしですよ♪
パエリアの米は洗わないが基本!理由や美味しい秘訣!日本米の特徴とは?
黄金色のお米に魚介の旨味がぎっしり詰まったパエリアは、色も鮮やかで見た目もお腹も満足する一品です。
具材の出汁がきいているので薄味でもとても美味しいです。
いつもお米を炊飯器で炊いているわたし達にとって、生の米をフライパンで調理するのはなかなか勇気のいるもので、「失敗しないかな・・」と不安になるものです。
ここではパエリアを作る際、どうして米を洗わないのか、美味しくなる仕組みについてお話します。
まずパエリアの美味しさの秘訣はスープをたっぷり吸ったお米にあります。
乾燥しているお米は水に浸かるとすぐに水分を吸収してしまいます。
普段どおりに洗うとお米が水分をたくさん含んでしまい、スープが薄くなったり、お米に味がしみ込まなくなります。
洗うとベチャベチャの仕上がりになる原因にもなります。
水分を含んだお米はデンプンが加熱されるとα化が進み、柔らかくなるのでパエリア特有のアルデンテにならないんです。
洗うとお米が割れてしまい、お米のヒビからデンプンが流れ出し、粘りが出てしまいます。
また日本のお米は水分量と粘り気が多く、ふっくら炊ける特長があります。
普通に炊く分にはとても美味しい日本の米もパエリアを作る際にはその特徴がベチャっとした出来上がりになる原因にもなりますので、洗わず乾いたお米を使うことが美味しさの秘訣です。
もし糠臭さや汚れがどうしても気になる方は無洗米を使ってください。
パエリアは熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、生の米を炒めますが、これは米のデンプンが出汁に流れ出すのを防ぐ役割があり、パラリとした仕上がりになります。
火加減は弱火で透明感がでるようにあえるくらいが目安です。
パエリアの米は洗わないで炊飯器へ!失敗なしのレシピご紹介♪
パエリアはフライパンやホットプレート、炊飯器など色々な調理器具で作れます。
炊飯器でお任せできる失敗なしのパエリアレシピをご紹介しますので、良かったらお試しください。
材料(3.4人分)
- シーフードミックス200g
- 赤パプリカスライス
- きのこ類(シメジや椎茸)200g
- オニオンスライス50g
- コンソメキューブ2個
- ソーセージお好み量をスライス
- 塩、胡椒、サフラン大さじ1/2
- 焼肉のタレ大さじ2
- トマト缶50g
- 米2合
- 水280cc
炊飯器にすべての材料を入れます。
(シーフードミックスは凍ったままで)塩コショウをたっぷりし、サフランが混ざるようにしっかり混ぜ合わせます。
炊飯器ボタンを押し、後は炊き上がりを待つだけです。
サフランがない場合やお子さんがいるご家庭ではカレー粉で代用も可能です。
炊き上がったら少し蒸して大皿にうつしてください。
炊いている間に副菜も作れますし、何より火加減調節がいらないので失敗もしません。
焼肉のタレでいいコクが出ますし、サフランの代わりにカレー粉でも作れるので自宅にある調味料で手軽にスペイン料理が楽しめます。
もし炊き上がりに水分が多いと感じたらフライパンで炒めて調節も可能です。
まとめ
パエリアのお米やレシピについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
パエリアは入れる具材の出汁や盛り付け次第で色々楽しめる大皿料理です。
お米をとぐ習慣のある日本人にとって洗わないという工程には少し戸惑いもありますが、日本の精米技術は進んでいますし、パエリアを作る際は洗わずに作ってください。
パエリアはよく作りますが、糠くさいとか感じたことは今まで一度もありませんし、家族にも言われたことはありません。
見た目、手が込んでいそうな料理ですが、実は炊飯器やフライパンで簡単に作れます。
炊飯器なら分量を計って入れるだけなのでまず失敗はしません!
ぜひ自宅で美味しいスペイン料理をお試しください!
手間がかからない割りに、子供や旦那が大喜びする料理ですので本当にお勧めです。