スーパーの惣菜コーナーでも必ず見かけるのがおからで作った‘卯の花’です。
テレビでもよくおからパウダーや乾燥おからについて取り上げられますので、気になっている方も多いのではないでしょうか。
ですが、乾燥おからの使い方について詳しい人は意外と少ないのです。
そこで、
- どうやって使うの?
- 乾燥おからの使い方って簡単なの?
- どんな料理に使えるの?
と、乾燥おからの優れた栄養や、使い方、簡単美味しいレシピなど盛りだくさんでご紹介します。
ぜひ買う前にご覧ください!
経済的で優れた栄養価♪乾燥おからの基本的な使い方とは!?
おからの代表的な一品といえば、和食の定番でもある卯の花です。
おからは栄養豊富ですが生のおからはなんといっても賞味期限が短いのが難点です。
そこでオススメなのがおからパウダーや乾燥おからです。
価格もお手ごろで700gで700円ほどです。
ここでは乾燥おからの利点や使い方についてお話します。
まず使い方ですが、生おからに戻すには乾燥おからの4倍量の水と混ぜるだけでとても簡単です。
例えば乾燥おから20gなら水80ccです。
そして水を含んだ乾燥おからは約5倍に膨らむので少しの量で色々な料理に使えますし、お腹も満たされる、とても経済的な商品でもあります。
豆腐を作る際に豆乳をしぼりますが、絞ったこの残りかすが生おからで、さらにそれを乾燥させたのが乾燥おから、乾燥おからをさらに細かくしたものがおからパウダーです。
大豆から豆乳部分を分離させてできた食物繊維の塊がおからなので、良質なタンパク質、イソフラボン、サポニンなど優れた栄養が含まれています。
日本人1日あたりの食物繊維の目標は約19gです。
乾燥おから100gで食物繊維は約44gなので、30g食べただけでもかなりの食物繊維を摂ることができます。
食物繊維には水溶性と不溶性があり、水溶性1に対して不溶性をその倍とると腸にとってベストなバランスになります。
乾燥おからは不溶性食物繊維なので、水溶性食物繊維が多く含まれる食べ物も一緒に摂りましょう。
乾燥おからの使い方♪ハーンバーグやお好み焼きレシピ!何の代用になる?
乾燥おからは水で簡単に戻すことは分かりましたが、実際にどんな料理に応用できるのか気になるところですね。
お菓子にも料理にも使えますし、普段の料理をヘルシーに変身させることもできます。
例えば、小麦粉やパン粉の代わりやお肉の代わりにかまさしとして使うこともでき、様々な用途があります。
ハンバーグなら合い挽きミンチ400gに、生に戻したおからを最大200gまでなら混ぜてかさましすることができます。
それ以上おからの割合を増やしてしまうとかなり柔らかくなってしまうのでオススメできません。
まず乾燥おからをボールにいれて牛乳でふやかします。
そして合い挽きミンチ、みじん切り玉ねぎ、タマゴ、塩コショウ、ナツメグなどを加え、混ぜ合わせます。
ハンバーグにはパン粉がつき物ですが、乾燥おからを使うとパン粉が不要です。
生パン粉は賞味期限が長くないので、いざ使おうとしたら「賞味期限切れだった・・」なんてこともありますが、そんな時にも乾燥おからがあればパン粉とひき肉の代用でヘルシーに使えます。
ひき肉とパン粉で作る普段のハンバーグよりも柔らかくジューシーであっさり食べやすくなります。
食べた感想は、全くおからの存在を感じないので、おからが苦手な方にもおすすめです。
他にも小麦粉の代わりに乾燥おからを使ってヘルシーなお好み焼きも作れます。
絹ごし豆腐1/2丁に大さじ3ほどの乾燥おからをまぜてふやかして使います。
そして後は普段通りにキャベツやネギ、タマゴ、だしの素、てんかすなどを混ぜ合わせて生地を完成させてください。
ダイエット中でも罪悪感なく安心して食べられるヘルシーな粉モンです(笑)こちらもおからが入っているとは思えない食感でカリっと美味しく焼けますよ♪
まとめ
乾燥おからの使い方についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
一度使ってみると、とても簡単で、経済的で便利な商品だと分かってもらえると思います。
生のおからは安くても買いだめできませんが、乾燥おからなら使いたい時に使いたい分だけ賢く使える主婦の味方です。
ぜひ小麦粉やパン粉の代用や、お肉の代わりにヘルシーにかさましをして日々の料理に役立てましょう!