
娘は、現在中学二年生。
小学校3年の時に視力が落ち、その時は仮性近視ということで、通院でトレーニングをさせてもらい一度はすっかり回復したものの、それからまた徐々に視力が落ち始め、卒業するころには眼鏡に…。
裸眼での視力も0.2~0.3でしたが、最初はなかなか強く強制してもらえず、眼鏡をかけても0.6程度。
もちろんその強制では日常生活には困らないとはいえ、通学での自転車や教室での黒板が良く見えなかったりと、ちょっと不便をしていたようでした。
それからも視力は少しずつ落ちてしまい、今は0.1見えているのかどうかという状態。
コンタクトレンズは、つけ外しやケアも自分でできなければならないし、親としては心配でもう少し先にとも考えてはいましたが、とにかく本人が不便を訴えるのでこのたびコンタクトレンズを作ることにしました。
私も、主人もコンタクトレンズなので娘も目が悪くなるだろうと想像はできていたのですけどね。
というわけで、コンタクトレンズを作るために眼科を受診することになったのです。
まずはコンタクトレンズを使えるかどうかの検査を
もちろん、コンタクトレンズを作る前提で受診をするわけですが、眼科ではいろいろな検査や診察をして、コンタクトレンズを作れるのかどうかを検査してくれます。
直接目に入れるものですから、やはりここをしっかり見ておいてもらわないと心配ですよね。
そして、コンタクトレンズOKをもらい、種類を選ぶ段階になりましたが、初心者であることなどを考えて扱いものをということで相談させてもらい、メニコンの2ウィークタイプを薦められました。
同じコンタクトレンズでも素材が違ったり、レンズの大きさが微妙に違ったり、透明だったり、わずかにブルーだったり…といろいろ種類がある中で初心者向け、ということのようです。
いざコンタクトレンズの装着へ
コンタクトレンズを作ることは、日頃の不便さから本人も強く希望していたからなのですが、いざコンタクトレンズを目に入れるのは怖いだろうなぁ~と心配していましたが、
先生に入れてもらっても、全然怖がる様子もなく、
「初めてだよね?」
と先生もびっくり!
違和感もないらしく、まずは安心。
その後、しばらく装着した後もう一度診察をし、最後のチェックをしてもらいました。
いよいよコンタクトレンズデビュー
扱い方やらいろいろ説明してもらい、今度は自分で装着~脱着までを練習となりました。
さすがにそれは怖いだろうと思いましたが、それもすんなり。
ホントに初めての子は、目に指が近づくだけでも怖くてなかなかできずに、30分くらいはかかってしまうことがあるそうなのですが、
娘は1回でできてしまったので練習という練習はしないで終わってしまいました。
先生の話だと、視力が低い人は、それほど低くない人がコンタクトレンズを装着するよりも、異物感や恐怖感は少ないのだそうです。
コロコロするような感じはあるのだと思うけど、見えることの快感の方がそれに勝るのだというわけです。
きっと娘の場合はまさにそれですね。
コンタクトレンズの快適さを娘は実感
コンタクトレンズを使い始めて約1か月。
状態を見てもらいに眼科を受診しました。
結果は問題なし。
継続して使用して大丈夫と言っていただきました。
これからも安心して使わせることができます。
そして、コンタクトレンズにしてから良かったことがもう一点あるのです。
それは、頭痛が減ったことです。
最初は気づかなかったのですが、それまで頭痛を起こすことが多く、いつも痛み止めが手放せなかったのですが、眼鏡からコンタクトレンズに変えてから、頭痛を起こしていないのです。
先生にそのことを話すと、はやり眼鏡はきちんと正しい位置を保って使えていればいいけれども、位置がずれた状態で使用していると、度が進んでしまったり、
そうなると度の合わない眼鏡を使っている状態となるので、目の疲労から頭痛を起こすことにつながるのだそうです。
よく見えるようになり、さらに頭痛がおきないようになり、娘は最高にご機嫌です。
定期的に検査を
みなさんの中にもお子さんにコンタクトレンズを、と考えている人もいると思います。
子供が扱うことに少し心配はありますが、お医者さんを受診し、きちんと指導を受ければ、それほど怖がることはないのかもしれません。
それよりも、よく見えないことで不便をして、色々なことに集中できなくなることの方がよくないと思います。
もちろんお子さんの年齢によってはまだ成長段階で、まだコンタクトレンズは使用しない方がいい、という判断がされるかもしれませんが、
視力が低くて悩んでる場合は、一度相談してコンタクトレンズをスタートさせる時期を決めるのもいいかもしれませんよ。