自分は昔から乾燥肌だからニキビとは無縁…と思っていたのに、今になってニキビが…。
そんな人いませんか?
ニキビというと、「青春のシンボル!」と思春期の肌のお悩みのように感じますが、実は大人になってもニキビはできます。
よく大人になってからできるのは吹き出物っていうのよ!
なんて言われましたけど、根本的には同じ。
できる理由も変わりません。
ニキビは、皮脂の分泌が激しく起こり、それにより毛穴から排出しきれずに毛穴を詰まらせてしまった状態。
だれにでも皮脂の分泌はありますから、「乾燥肌の人は、ニキビはできない」は間違いです。
乾燥肌の人こそ注意が必要
そもそも皮脂の分泌は、皮膚の乾燥を抑えるために働く機能です。
ですから、実は乾燥肌の人こそ、皮脂の分泌は盛んなのです。
ただ、本来は分泌された皮脂は、毛穴から排出されますから、その機能が衰えていなければ毛穴が詰まることはなく、ニキビには発展しません。
しかし、皮膚が乾燥していると、それにより皮膚の角質化がおこり柔軟性もなくなり、そして本来の毛穴の機能である皮脂の排出が滞ってしまい、そしてニキビができる、というわけです。
ニキビケアは乾燥肌対策を
肌を乾燥状態にすることは皮脂の分泌を過剰におこさせる原因になりますから、乾燥肌の人も、そうでない人も肌を乾燥させないための対策はとても大事ということになります。
そのための高価なスキンケア用品を使うのもいいかもしれません。
高価なものはそれなりに肌によい成分をたくさん含んでいますから、もちろん肌にはいいかもしれませんが、どんなものでも、使い方次第で十分に乾燥対策はできるんですよ。
基本的には、洗顔と保水・保湿。
そのやり方次第、というわけです。
簡単スキンケアを試してみて
乾燥肌のためのスキンケアというと、面倒くさいように感じますが、ここで紹介するのは洗顔とその後の化粧水、それだけです。
特別新しく何かを購入なんてしなくていいですから、今使っているもので試してみてください。
<1.洗顔する>
洗顔フォームをよく泡立ててから使います。
私は面倒くさいので、泡タイプの洗顔フォームを使っています。
どこから、なんて考えなくても大丈夫。
泡を両手に広げて、顔全体を洗いますが、ここで注意して欲しいのは擦りすぎないこと…というより擦らないこと。
これが結構大事です。
あくまでも泡で顔をなでるように洗うこと。
手で擦らないようにします。
洗顔となるとさっぱりするためについ擦りたくなってしまいますよね。
そこをグッと我慢です(笑)
特に皮脂が気になる部分はつい重点的に擦りたくなってしまいますが、泡で抑えるようにするだけで十分です。
洗い終わったら、ぬるま湯で洗い流しますが、ここでも肌は擦らないように、でも泡は残さないように気をつけてやさしく流しましょう。
<2.水分をふき取る>
タオルでふき取りますが、やはり擦らずに抑えるようにして水分をとっていきます。
ここまでで何か気づくはずです。
肌を触ってみるといつもの洗顔の後より肌がしっとりしていることに。
<3.化粧水をつける>
タオルで水分をふき取ったら、すぐに化粧水です。
タオルで水分をふき取るのと同時に肌の乾燥は始まります。
間髪いれず化粧水をつけましょう。化粧水は、コットンなど使わずに手のひらでつけていきます。
手のひらに化粧水をとり両手に広げたら、やはりここでも擦らずに、手のひらで顔を抑えるように、化粧水を肌に押し込むようなイメージでつけていきます。
化粧水が肌に浸透しきれないと、それが蒸発するのと同時に肌の乾燥にもつながるので、しっかりと浸透させましょう。
お肌ぷるぷるたまご肌!
いかがだったでしょうか?
実際に試してみると、これまで、スキンケアの際にどれだけ肌を擦っていたかということに気づくのではないでしょうか。
この方法は今使っているものでできるし、簡単でお肌もぷるぷるになります。
そして、肌を清潔に保ち、保湿することがニキビケアにもつながるのです。
ただし、ニキビも皮膚疾患の一つですから、状態が酷くなってしまったものについては、自己判断で済ませずにやはりお医者さんの受診をしてくださいね。
簡単ケアで、いつまでも若い肌を保ちましょう!