日々忙しく過ごしていると、リラックスできるはずのお風呂でさえ短時間で済ませたり、シャワーで済ませてしまったり。
そんな人が多いのではないでしょうか。
私も、まさにそれ。
家事や育児におわれ、ヘトヘトになってしまうと、お風呂に入ることすら面倒くさくなり、朝忙しくシャワーで済ませる・・・ということも。
そんな中、久しぶりに夜ゆっくりと浴槽につかり、リラックスムード。
ゆったりしたいい気持ちで壁に目を向けると・・・そこにはカビが!
改めてよく見るといたるところにカビがあるではないですか!
このカビ、何とかしなければ!
どうしてカビは発生する?!
それは、ズバリお風呂場だから。
お風呂場はカビが繁殖する条件が揃いすぎているのです。
カビが繁殖する条件は、
・湿度(60%以上)
・温度(20から30℃)
・栄養(石鹸カス・皮脂などの汚れ)
もちろんこの条件が揃っていれば、お風呂場以外のどこでだってカビは繁殖するのです。
カビにとって好条件が揃っているお風呂場では、一度発生したらあとは繁殖の一途です。
とにかくカビを撃退しなければ、どんどん広がるだけですよ。
カビにはやはりカビ除去洗剤?!
カビを除去するには、やはりカビ除去用の洗剤を使うのが一般的。
私も使ってました…以前は。私が使っていたのは泡タイプ。
「泡がとどまるから深部までしっかりカビを除去!」
なんて書いてありますね。
床面ならとどまるでしょうが、タイルの壁だと…やはり流れ落ちます。
もちろん液体のものよりは付着している感じはしますし、ちょっとのカビならこれで落ちるのだと思いますが、頑固なカビ(我が家だけ?)だとなかなかこれでは落ち切らず、
たくさん付着させようと
たくさんシュッ!シュッツ!シュッ!シュッツ!
たくさんシュッ!シュッツ!
することで、さらに重みが出て流れます(泣)
少し時間をおかなきゃだし、やる時にはいっぺんに流したいので、
さらにいたるところにシュッ!シュッ!とやっているうちに、その匂いでノックアウトです。
そして、少し時間が経った後、シャワーで一気に流すと・・・
きれいになっていると思いきや、落ちていない部分もちらほら…。
この苦労は一体…一気に疲れますね(笑)
目からウロコ!片栗粉でカビを除去?!
はっきり言って驚きました!
重曹をお掃除に使うというのは聞いたことありましたが、片栗粉ですよ。
キッチン(塩素系)の漂白剤と片栗粉で、簡単に落ちるというのです。
ものは試しやってみました。
用意するものは、
・塩素系漂白剤
・片栗粉
これだけです。
どちらも家にあるもの。
しかもこの2つを1:1で混ぜ合わせて、カビに塗り付けるだけ。
カビ除去剤に比べると、片栗粉でねっとりとペースト状になっているので、確かにカビに塗るとしっかりそこにとどまります!
そして、15~20分経ってからシャワーで流してみると…
なんとしっかりきれいに落ちてます!
今までの苦労は何だったの?という感じです。
お風呂掃除が劇的に楽しくなります!
きれいに落ちたことで嬉しくなり、いたるところに試しました。
特にこれまで目を背けてきた部分、扉のゴムパッキンの部分はもうしっかりカビがこびりついていて、なかなか落ちない部分です。
しかし、その部分に漂白剤&片栗粉ペーストを塗って、汚れがひどい場合はサランラップでふたをして、時間が経ってから流してみると、これもまたきれいに落ちているではありませんか!
ここまできれいに落ちると、もっと試したくてカビを探しちゃいますよ(笑)。
ここで注意ですが、流すときのシャワーは水。
片栗粉ですから、とろみが出ちゃいますから(笑)。
きれいになったら、カビ予防しましょう!
カビがないお風呂は気持ちがいいもの。
日頃からカビを予防していきましょう。
入浴後、カビの繁殖条件となる「湿度・温度・栄養」を取り除いてあげます。
洗い場の石鹸カスが飛んでいる部分にはシャワーをしっかりとかけて流し、そのあとは、水のシャワーで浴室の室温を下げてあげます。
そして、換気扇は朝までつけておく…これらをするだけでも、予防になります。
それでも、やはり水を使うところですから完璧な予防は難しいかもしれません。
でも、日頃から心がけて予防しておくことで、お掃除は断然楽になりますよ。