毛穴の汚れって気になりますよね。
ひどくなると毛穴が黒ずんでポツポツと…。
こうなると、ファンデーションのノリも悪くなるし、それでもファンデーションで隠したいといくら塗り重ねても、その毛穴はかえって目立つばかり…(涙)
そんな毛穴の汚れ、どうしたらきれいになるでしょうか?
毛穴の汚れは「角栓」といいます。
この毛穴に詰まってしまう角栓の主成分は皮脂だと思っている人は多いと思いますが、実は角栓の70%はたんぱく質、つまり古い角質だということを知っていましたか?
古い角質…ということは、本来肌のターンオーバーによって自然に剥がれ落ちるもの。
それなのになぜ毛穴に詰まってしまうのか、
それは皮脂や化粧品カスなどの汚れと結びつくことによって塊となり、毛穴に詰まってしまうのです。
角栓の主成分は古い角質、つまり本来自然と剥がれ落ちるべきものですから、詰まってしまっているものは、取り除いてあげることが肌にとってはよいということになります。
しかし、自然に剥がれ落ちないくらいですから、しっかりと毛穴に詰まっているので、無理やりな除去を行うと肌にダメージを与えることになってしまうので注意が必要です。
では、どのような方法で除去すればいいのでしょうか。
よく皆さんがしてしまっている方法は、
「指で挟んで押し出す」
ということではないでしょうか。
これは間違いではありません。
ただし、指先で軽く、優しく押し出すのならOK。
しかし、私も経験がありますが、指先で挟んだ程度ではうまく取れないんですよね。
よって爪でぎゅうぎゅうと押し出す…これは肌を傷つけてしまうのでNGです。
次に皆さん一度や二度はやったことがあるであろう
「鼻パック」
これは、しっかりと密着させて、ペリッ!と剥がす方法。
角栓はしっかりと除去できますが、肌を傷つけてしまうことがあります。
あまり頻繁に使用することは肌にあまりよくないので使う場合は月1回程度にしておくといいでしょう。
「毛抜きなどで抜く」
無理に抜くことは肌を傷つけるので、やる前に蒸しタオルをしたり、また入浴後など肌をの柔らかくしてから行うといいでしょう。
角栓を直接的に取り除く方法をご紹介しましたが、やはり一番の基本は洗顔です。
本来の角栓は古い角質ですから自然に剥がれるべきところ、皮脂やそのほかの汚れと結びつくことにより毛穴に詰まってしまうわけですから、日頃からその汚れをきちんと洗い流してあげることが大事なことです。
だからと言って、汚れを落とそうとごしごしと洗うのは逆効果。
肌を傷つけないように優しく洗うことが大切です。
それでも、角質は肌のターンオーバーに合わせて蓄積はされてきますから、気になる時には、ピーリング効果のある洗顔などを使うといいでしょう。
やはり、その時もあまり強く擦らないことが大事。
ついついやってしまいがちなのは、きれいに角質を落とそうと、いつもの洗顔以上にくるくると丁寧にやりすぎてしまうこと。
これは肌を傷つける原因になりますから注意してくださいね。
角栓を取り除いた後は、これまで詰まっていた角栓が取り除かれることで毛穴が開き切った状態。
ここできちんとケアをすることで、毛穴が引き締まり肌もふっくらとして、くすみのとれた肌にかわるのです。
そのケアとしては化粧水や美容液を補ってあげるのが良いのですが、その際に「セラミド」成分配合のものを使うのがおすすめです。
セラミドは、もともと肌の中にある成分で水分を貯蓄し肌の潤いを保つことができる成分です。
しかしこれは年齢とともに減少してしまうため、それを外から補ってあげることで肌本来の状態を取り戻すことができるというわけです。
保湿ケアをきちんとすると肌に弾力が出て、それによって毛穴を引き締めることができます。
保湿ケアをきちんとすることで、毛穴の汚れ、「角栓」はだんだんと気にならなくなり、無理な除去をする必要もなくなりますよ。