お顔の産毛ってどうしていますか?顔の産毛の処理はカミソリを使うのが一般的ですが、あまり剃ると肌のダメージや濃くなるのではと心配される方も多いのではないでしょうか?
でも、それはやり方次第。
もちろん間違えたやり方で顔そりをすると、肌のダメージ、また肌トラブルの原因になることも。
でも、正しく処理すれば、いろんな効果が期待でき、美肌になることもできるのです。
顔そりは必要?
顔そりの目的は、多くの人が産毛の処理…と考えることが多いようです。
産毛は人により個人差はありますが、基本的には黒に近い色をしています。
髪の毛のように密に生えることはないかもしれませんが、産毛を処理すると、お肌もワントーン明るくなり、お化粧のノリにも違ってきますよね。
ですから、私もカミソリを使い、時々産毛を処理しています。
でも、それだけなら、産毛の薄い人は処理しなくてもいいと思いますが、顔そりをするのは、実は産毛の処理だけでなく、美肌の効果もあるのです。
顔そりで美肌…どういうこと?
顔そりはカミソリを使うので、美肌…というよりも、肌へダメージを与えてしまう…という印象の方が強いと思いますが、実は美肌効果があるのです。
顔そりは、もちろん産毛の処理を目的としているのですが、お肌の表皮にあるいらない角質も取り除いてくれるのです。
肌は、ターンオーバーといって定期的に生まれ変わります。
このターンオーバーによって人の肌は、古い角質が剥がれ落ち、きれいな健康な肌の状態を保っているわけですが、顔そりはそのターンオーバーの手助けをしてくれるのです。
その結果、次のような美肌効果が期待できます。
- 肌の透明感
- キメの整った肌
- 肌が柔らかくなる
- 化粧水などが浸透しやすくなる
- 肌に弾力がでる
これまで、顔そりを避けていた人も、これを聞くと早速顔そりしたくなくなりますよね。
でも、この美肌効果はあくまでも正しいやり方で顔そりをした場合です。
正しい顔そりの方法は?
最近では、顔そり専門のサロンなどもありますから、そういったところでプロの手にお願いするのも一つの方法です。
でも、ほとんどの人は自分で行いますよね。正しいやり方を見ていきましょう。
<顔そりの正しいやり方>
1.肌をきれいに洗う
肌についているほこりや汚れを取り除きます。お化粧をしている場合はクレンジングできれいに落としてから始めましょう。
2.剃る前にクリームを塗る
カミソリの滑りを良くし、また膜を作ることでお肌を守ります。石鹸の泡を使う人もいますが、石鹸は皮脂も取り除いてしまうのでお勧めできません。
3.カミソリは毛流に沿って動かす
力を入れず、優しくなでる程度で十分です。剃れているか心配で同じところに何度もカミソリを当てるのもやめましょう。
4.クリームを洗い流す
顔そりが終わったら、水かぬるま湯でクリームをしっかり洗い流します。
5.化粧水をつける
顔そり後は、お肌が敏感な状態になっていますので、いつもより多めの化粧水をしっかりとしみこませましょう。
顔そりの周期は?
正しい顔そりは、良い効果があることはお分かりいただけたと思いますが、だからと言ってやりすぎは禁物。
あまり頻繁に顔そりを行うのは、美肌効果よりもお肌のトラブルにつながる場合もあります。
顔そりの周期はお肌のターンオーバーに合わせて行うのが理想ですが、年齢などによっても違ってきます。
個人差もありますが、お肌のターンオーバーは20~30日程度が一般的です。
それを考えると3週間~1か月に一度程度にするのが良いでしょう。
顔そりの注意点
いくら良いといっても、肌が荒れていたりニキビなどの吹き出物ができているときなどの顔そりは控えましょう。
また、カミソリは顔そり用のもので、新しいものを使いましょう。
もちろん、一回で使い捨てにする必要はありませんが、古いカミソリを使っていると切れ味が落ちて、きちんと剃れないだけでなく、肌にダメージを与えてしまうことになります。
正しい顔そりで、美肌効果を実感してください。きれいな肌は若返り効果も期待できますよ。