なぜ手にほくろが突然できるの? メラノーマ(癌)との見分け方や占い的には?

知らない間にできてしまうほくろ、「また増えてる!」と感じる方も多いのではないでしょうか?

ほくろはできる箇所によってチャームポイントになったり、コンプレックスになったりもします。

今回は手に突然できたほくろについてお話します。

ほくろができると悪性腫瘍のメラノーマを心配する方もいるかと思いますので、ほくろとの違いや病院への受診基準、ほくろの仕組みなどをご紹介します。

 

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手にほくろが突然できた!その仕組みやメラノーマとの違いとは!?

ほくろは医学的専門用語で‘色素性母斑’‘母斑細胞母斑’と呼ばれ、母斑細胞というメラニン色素をもつ細胞が繁殖することによってできる良性の皮膚病変のことをいいます。

主に紫外線をよく浴びる箇所にできます。

手は季節に関係なく紫外線を浴びますし、日焼け止めクリームを塗っても手を洗う機会が多いのでおろそかになりがちです。

紫外線を浴びる手の甲にできたほくろはまだ理解できるものの、手のひらに突然できると心配になる方も多いのではないでしょうか。

皮膚ガンのメラノーマは足裏や手の平、手足の爪部などに発生しやすく、日本人にはもっとも多いタイプだと言われています。

皮膚の色に関係するメラニンという色素をつくる色素細胞がガン化した腫瘍ですが、早期に発見治療すると治すことのできるガンです。

メラノーマの特徴は一般的に薄い褐色が濃い黒色に変化する場合が多く、色調に濃淡があったり、相混じっていたりします。

また短期間で目立って大きくなったり、出血するようになった、形がいびつで左右非対称、一部がかたかったり、全体的にかたくなる場合もあります。

色や大きさが急激に変化するようであれば迷わず皮膚科を受診しましょう。

 

手のひらのほくろは痛みや違和感を感じにくく、早期発見が遅れることもあります。

メラノーマは進行が早く、手遅れになると命にも影響しますので、少しでも不安な方は率先して皮膚科を受診してくださいね。

診察は保険適用でダーモスコープという検査があります。

エコージェルや偏光レンズで光の乱反射を抑え、強い光線を照射することで皮膚病変を拡大して観察する診断法です。

色のつき方や血管のパターンによりほくろとメラノーマを判別することができます。

私の近所の皮膚科でもこの機器を取り入れており、ネットで検索するとたくさんヒットしますので身近な検査機器です。

メラノーマについて不安になる要素を書きましたが、日本人では人口10万人に2.3人発症する程度なのでまれな疾患ではあります。

 

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手にほくろが突然できた方必見♪占い的意味合いとは!?

世の中にはたくさんの占いがありますが、顔や体にできたほくろで占い‘ほくろ占い’も有名です。

手のひらのほくろは‘黒子紋’と呼ばれ、手の甲に比べほくろができにくいことから、ほくろがあると強い意味を持ちます。

手の平のほくろで一番有名なのが‘福つかみ’という手のひらの真ん中にできるほくろです。

どの掌線にも触れておらず、手を自然に握ると隠れるところにあるほくろです。

手相占いでは‘一度掴んだ福は絶対に放さない’という意味があり、とても嬉しいほくろです。

また金運もよく、一か八かの勝負運もあり、幸運を引き寄せる力も持っています。

 

占いではほくろはエネルギーが過剰になっている場所にあらわれると考えられていて、

色が黒く左右対称、また形がふっくらと盛り上がっているほくろを‘活きぼくろ’と言い、

ふくらみがなく茶色でいびつなほくろを‘死にぼくろ’と言います。

福つかみのほくろがあってもそれが死にぼくろなら運勢的に良くないと判断する人もいますが、手の平にほくろがあること自体が珍しいので、運が強いと判断する人もいます。

 

 

まとめ

手にできたほくろについてお話しました。人は日光を浴びすぎると体内でメラニンという黒い物質を作りだし、紫外線(害)から体を守ろうとします。

普通であればこのメラニンは外へ排出されますが、何らかの原因でメラニンを含んだメラノサイトが一箇所に集中し黒く見えるものがほくろです。

主な原因は紫外線の浴びすぎなので春から夏にかけての時期は要注意です。

手に突然できたほくろはほとんどが安心なものですが、中には危険な場合もありますので、しっかり自分でチェックしましょう。

 

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