糖質制限食は1999年より京都市の病院において導入された糖尿病の食事療法です。
メタボや生活習慣病の改善、ダイエットや美容などにも効果があり、興味がある方も多いのではないでしょうか?
そこで!
「でも糖質制限って続けるの難しそう・・」
「どんなものを食べたらいいの?」
などの疑問や注意点を解説します。
糖質制限の効果をアップするためにもしっかり理解しましょう。
糖質制限とは糖質以外の多様な食品から必要な栄養素を摂り、血糖値を急激にあげない食事のことを言います。
三大栄養素のうち、人間にとっての必須栄養素はタンパク質を脂質であり、炭水化物(糖質)は入っていません。
なので糖質量を減らしても体には全く問題がないとされています。
日本糖質制限医療普及推進協会によると1回あたりの糖質摂取量を10g~20gに抑えるように基準値が定められています。
これは2型糖尿病患者の食事療法になります。
糖質制限中に食べてもいい、糖質をほとんど含まない食品は、
になります。
ご飯、うどん、パスタ、パンなどの炭水化物は糖質になるので制限中は控えることが必要です。
そばはヘルシーでダイエット向きに思われがちですし、かけそばなどはトッピングもなくカロリーも低いので糖質制限中でも食べていいのでは!?と思ってしまいますが、そばはうどんをほとんど変わらない糖質量で一回あたりの摂取基準値の2倍にもなります。
糖質制限って意外と食べてもいいものが多い♪と感じる方もいれば、やっぱり少ない・・と感じる方もいます。
とても身近な果物や野菜でも注意が必要な食品があるので、そちらについてお話します。
ヘルシーで健康にいいイメージがある果物の中にも糖質が高く、注意が必要なものがあります。
朝バナナダイエットが流行し、朝ごはんで食べるという方もおられますが、バナナ一本93カロリー、糖質21gになります。
ストイックな糖質制限をする場合にはバナナ一本で一回の糖質量と同じになりますし、それだけではすぐにお腹が空くので糖質制限向きではありません。
野菜もダイエットに最適の食材という印象がありますが、糖質制限中に気をつけたい野菜があります。イモ類(里芋、じゃがいも、さつまいも)はかなりの糖質量があり、穀類の部類に入ることもあるトウモロコシも他の野菜とは比べ物にならないくらいの高糖質です。
他にも人参、玉ねぎ、グリンピース、かぼちゃ、れんこん、そらまめなども他の野菜よりも糖質が含まれているのでたくさん食べるのは厳禁です。
ローソンでは糖質オフの商品もたくさん販売されていますし、色々なコンビニで販売されている‘サラダチキン’もおすすめです。
一個でかなりお腹が膨れますし、高タンパクで低カロリーで味も豊富です。
冷蔵庫で長期保管もできるので常備しておくと便利ですし、野菜と一緒にサラダ感覚で食べたり、バター醤油で焼いたり、カレー味にしても美味しいです。
糖質制限中に食べていいもの、良くないものをご紹介しました。
ご飯などの炭水化物は美味しくてついつい食べてしまいますが、血糖値をあげない食べ方(野菜→汁もの→タンパク質→炭水化物)で最後に炭水化物を食べるようにすると量を減らすことができます。
糖質制限は効果が早く感じられる方法なので、上手に活用して楽しく糖質制限を成功させましょう!