部屋干しやしっかり乾燥されていない時、洗濯物から匂ってくる生乾き臭はとても嫌なものです。
外出先でちょっと濡れただけで「なんか臭ってない・・!?」と心配になったことはありませんか?
生乾き臭は一度染み付くと、しっかり洗ってもまた臭ってしまうことがあります。
ここでは生乾き臭を効果的に消す方法や原因について徹底解説します。
三つご紹介しますので、取り入れやすい方法をぜひ見つけてくださいね!
自宅ですぐに試せる!生乾き臭の原因や効果的に消す方法とは?!
雨の日、花粉の時期、黄砂が飛散している日などは洗濯物を部屋干ししている方も多いのではないでしょうか。
生乾きの臭いは誰でも気づいてしまう不快な臭いですが、その原因は雑菌です。
水分を含んだまま長時間放置したり、汗や汚れが洗っても落ちきらなかったことで雑菌やカビが繁殖し、あの特有の臭いを発します。
他にも洗濯槽の汚れやお風呂の残り湯で洗濯するのも原因だと言われています。
お風呂の残り湯は汗や皮脂など大量の雑菌が繁殖しているので節約のために使いまわす場合は雨の日を避けたり、洗いだけ残り湯を使い、すすぎは水道水を使うなどの工夫が必要です。
生乾き臭はちょっとした心がけで軽減することができます。
最近では部屋干し専用の洗剤も豊富にありますが、酸素系漂白剤を使うことで衣服の除菌ができるので生乾き臭対策になります。
漂白剤と聞くとなんでも白くしてしまうイメージがありますが、実は除菌効果に優れているんです。
酸素系漂白剤は液体と粉末があり、除菌効果は粉末タイプがオススメですが、ウールやシルク、金属繊維には使用できないので注意しましょう。
漂白剤を使う時は40度ほどのお湯を使うことが重要ポイントです。
バケツなどに40度ほどのお湯をためて、洗濯物と酸素系漂白剤をいれ、15分ほどつけます。
あとは普通に洗濯すればOKです。
我が家はまずお風呂にお湯をためて、それをホース等で洗濯機に移してから漬け置きしています。
この方法は洗濯槽がそもそも汚れている場合、意味がないので、事前に洗濯槽をキレイにしておきましょう。
もう1つの対策はある程度洗濯物が乾いたら、アイロンをかけ、高温で衣類についた雑菌を死滅させる方法です。
半乾きでアイロンをかけるのでシワもきれいになり一石二鳥です。
もしアイロンで完全に乾かなかった場合は再度干してください。
一度アイロンをかけているので再度干しても臭いが劇的になくなっています。
ただしアイロンを使えない素材もあるのでタグで確認しましょう。
外出先でも生乾き臭を一瞬で消す!自分も心地よい♪アロマの良さとは!?
「この服はこの前 天日干ししたから大丈夫」と着ていても、外出先で「あれ・・?なんか臭ってる?」という経験はありませんか?
実は一度ついた生乾きの臭いはなかなかしぶとく、湿った時にふと臭ってしまうんです。
そんな時、あっという間にその不快な臭いを消してくれるのがアロマです。
方法はとても簡単で、殺菌効果のある精油を衣服に1適たらすだけです。
精油は植物から抽出される天然成分ですし、いい香りなので自分も周りも心地よいです。
殺菌効果の高いティートゥリーやレモンは爽やかで人気のある香りです。
他にもフローラル系のラベンダーや気持ちがシャキっとするすがすがしい香りのユーカリもおすすめです。
精油の種類にもよりますがアロマを販売している「生活の木」では小さいサイズ3mlを600円台で買うことができ、リップクリームより小さな瓶なので持ち運びにも便利です。
洗濯の際に酸素系漂白剤でつけ置きしたり、アイロンが手間だと思う方はぜひアロマの力を借りてみませんか♪
使用上の注意としては、アロマは希釈せずにそのまま肌につけることができないので、肌にふれない部分に落とすということです。
まとめ
生乾き臭の効果的な消し方をご紹介しましたが、いかがでしたか?
冬は天気が良くても気温が低く、厚手のものはなかなか乾きにくいものです。
アイロンの高温で殺菌すると生乾きの臭いも解消し、シワをとりながらすばやく乾かすことができます。
もっと手軽に、出先でも消したい場合はアロマがおすすめです。
殺菌作用のある精油は他にもあるので、もし自分好みの香りがあればぜひお試しください!