大阪西成区にある地下鉄の駅‘動物園前’には天王寺動物園、通天閣、新世界、スパワールド世界の大温泉などがあり、行ってみたいなぁと興味がある方も多いのではないでしょうか。
動物園といえば親子で楽しむ平和な場所というイメージがありますが、「前」が付くとちょっと違います。
- 動物園前の治安って実際どうなの?
- 特に危ないところは?
- 気をつけたいポイントは?
などについて解説します。
生まれも育ちも大阪な私の感想ですが、参考になれば嬉しいです。
動物園前の治安はやっぱり悪い?今はどうなってる?どんなトコ?
大阪市営地下鉄の駅‘動物園前’は御堂筋線ホームの壁に動物の絵がたくさん書かれており、一見、安全で楽しい街の駅に思えますが、地下ということもあり、どこか暗い印象があります。
最近は一頃よりも良くなったと思いますが、大阪の一般的な場所に比べれば「動物園前の治安は悪い」部類に入るかと思います。
統計的な数字は調べていませんので私の肌感覚ですが、一般的に大阪人の感覚とそうずれていることはないでしょう。
昔は浮浪者の青いテントが道端にたくさんありましたが、橋下徹さんが市長になった時に、浮浪者の方のテントが強制撤去されました。
近年、観光客もどんどん増え、近くにはてんしばやあべのハルカスなどオシャレスポットやもたくさんでき、都会的な町並みと昔ながらの街並みが共存する不思議な場所です。
動物園前周辺に特に危険な場所があるという訳ではないですが、大通りから外れ、奥へ行ったり、小道にそれるのはやめておいた方がいいかもしれません。
天王寺動物園前にある新世界には観光客向けのお店や有名チェーン店があり、ファミリー連れ、カップル、外国籍の観光客の方などで大変賑わってます。
ですが、大通りから一歩小道に入るとどこか違う国にタイムスリップしたような異様な雰囲気があります。
夜まで遊ぶというより、人通りもある明るい時間帯に出かける場所と考えた方がいいでしょう。
動物園前の治安は北側南側で全く違う?地下鉄出口ならどこになる?
動物園前は線路を挟んで北側・南側に分かれます。
まず北側は新世界、天王寺動物園、てんしば、スパワールド、通天閣などがあり、駅前には飲食店やマンションがあり一見きれいな町並みです。
そして南側は、浮浪者の方やお昼から酔っ払っているおじさんがたくさんいて、北側とは全く違う感じです。
動物園前でも危険と言われるのがこの南側で、「飛田新地」などもあります(違う意味で人気のあるスポットだったりもします(^^;)
子供には見せたくない場所という意味もあり、この辺りに住んでいる人は小さい頃から明るい時間帯でも1人では行ってはいけない場所と親から強く言われています。
歴史的にもいろんな意味があるのですが、ディープな場所であることは間違いありません。
ラリってる感じの人や、鬱陶しく寄ってくる酔っ払いを見かけることも多く、用がなければ近づく必要はないでしょう。
動物園前駅には9つの出口があり、天王寺動物園、美術館、通天閣、新世界へは1番出口か5番出口の利用が無難です。
目的地が行楽や串カツなどの飲食店なら案内表示にしたがって地上にあがれば、特に問題はないのでご安心ください。
まとめ
動物園前の治安についてご紹介しましたが、いかがでしたか。
行く前は一体どんなとこ?と不安になりますが、そうはいっても日本国内です。
実際に被害に遭ったり、絡まれたりということはそう滅多にあるものではありませんし、新宿歌舞伎町の裏道と比べてどっちが危険と言われれば似たような物かもしれません(笑)
「雰囲気が少々違うところ」という表現が正しいような気がしますが、用がなければわざわざ近づく必要もない位に考えて、
ぜひディープな大阪の雰囲気をお楽しみください!