鮎の塩焼き=ベーベキューで食べるものと思っている方も多いのではないでしょうか。
- 鮎のつかみ取りでいっぱい鮎を持って帰ってきたけれどさばき方って?
- 網で焼かなくても美味しいの?
- フライパンで塩焼きするには?
や鮎の特徴、下処理から焼くまでの手順をわかりやすくご紹介していきます。
誰でも簡単に美味しい鮎の塩焼きができるので参考になれば嬉しいです。
鮎ってどんな魚?実は簡単な塩焼きフライパンレシピ♪
日本各地5月から初夏にかけて鮎釣りが解禁され、川に行くと「鮎 つかみとり」のノボリをよく見ます。
鮎といえば、大自然の中で食べる塩焼きが一番メジャーで、しかもシンプルで美味しいものです。
ここでは鮎をフライパンで塩焼きする手順をわかりやすくお話します!
鮎は熱や暑さにとても弱いので冷蔵庫や氷水の中で保存します。
そしていざ調理開始!
ですが、
まず流水で鮎のぬめりを洗い流します。
鮎に塩をまぶしてから水洗いしてもOKです。
鮎のお腹をつよく押して糞を抜きます(肛門から搾り出すように・・ピューとでます)
もしうまく出来なくても気にするほどではないです。
キッチンタオルでしっかり水気を拭き取ります。
そして焼く前に塩をお好み量ふります。
胴体には軽く、ヒレには焦げにくいようにしっかりめがオススメです。
魚といえば苦い内臓がありますが、鮎のハラワタは食べられますので取り除く取り除かないはお好みで大丈夫です。
観光地で良く売られている鮎の塩焼きは内臓の取られていない物がほとんどかと思います。
炭火で焼くのが一番美味しいとは思いますが、自宅では少々難しいのでフライパンを使います。
まず、フライパンにクッキングシートを敷いて温めます。
クッキングシートを敷いているので油は不要です。
鮎をその上にのせて火加減を中火と弱火の間くらいでじっくり焼いていきます。
両面こんがり焼き、ハラワタの水分がなくなったら完成です。
鮎の大きさや数、火加減によって多少かわりますが、20分ほどで焼きあがります。
もし中まで火が通っているか不安な場合は火を止めてからフタをして蒸らしてみましょう。
弱い火力でじっくり焼くので皮がパリっとします。
フライパンなので水分も魚の脂も落ちずに焼けるため、身がふっくらジューシーになりますよ♪
鮎の塩焼き!内臓どうする?フライパンとアルミホイルの蒸し焼きレシピ!
鮎の内臓は食べられるというけれど、子供も食べるから処理したい・・という方もおられると思います。
ここでは鮎の下処理やクッキングシートがない場合のフライパンでの焼き方をご紹介します。
まず包丁で鮎の鱗をとります。鮎のお尻部分から浅く包丁をいれ、首もとまで切り込みをいれます。
指をいれて内臓や血合いを取り除きます。
塩水でサっと洗い、先ほどを同様キッチンペーパーで水気を拭き取り、塩をふりかけて焼いていきます。
鮎は淡白なのでたっぷり目の塩が美味しいです。
内臓をとらずに焼くとどうしても周りの身も苦くなりますので、お子様がいる家庭や魚の苦味が苦手な方におすすめの方法です。
サランラップやアルミシートはあってもクッキングシートがない場合もありますよね。
そんな時はアルミホイルにつつんでフライパンで焼きましょう。
- 2重にしたアルミホイルで鮎を包み、フライパンに入れます。
- そこへ水をなべ底1センチほど入れ、フタをします。
- 中火で20分蒸し焼きにします。
- 20分経過したらアルミホイルをパカっと開け、水分を飛ばすため、強火で焼いて完成です。
蒸し焼きにするのでしっかり中まで火が通っていて安心ですし、ふっくら美味しい身になります。
まとめ
フライパンでつくる鮎の塩焼き方法をご紹介しました。
鮎は川魚の王といわれ、少し苦味のある味わいが人気の魚です。
鮎はお酒のあてだけでなくご飯のおかずとしてもオススメで、塩焼きにするとホクホクした淡白な白身と焦げ目のついた香ばしい皮が美味しいです。
内臓には栄養が詰まっているのでぜひ鮎丸ごとご賞味ください。
グリルがない家でもクッキングシートやアルミホイルがあればフライパンひとつで美味しい塩焼きができます。
鮎はネットで年中買えますし、ぜひ気軽に自宅で食べてみたいものですね。