ジンジンとつら~い喉の痛み!みなさん経験ありますよね?
その痛みの多くが「扁桃腺」という部分の腫れ。
今回はその扁桃腺の腫れの原因と対処法についてお教えします!
そもそも扁桃腺ってなに?
扁桃腺とは舌の付け根の両横にある、ぼこぼことした「こぶ」のような部分です。
自分の舌で触れることもできますよ!
そしてこの扁桃腺、なにをするための部分なのかと言いますと「口や鼻から入ってくるばい菌を防ぐ」という重要な役割を担っているのです。
ただし扁桃腺が重要な役割を持つのは小学校に入る前後程度の、幼い子の身体です。
大きくなるにつれて全身の免疫機能も成長して、やがて扁桃腺は身体を守るにあたってあまり重要な部分ではなくなります。
扁桃腺ってなぜ腫れるの?
扁桃腺が腫れてしまうのは、身体が弱ってばい菌に抵抗する力が弱ってしまうことが原因です。
本来はばい菌をやっつける役割をしている扁桃腺がばい菌に負けてしまい、痛~く腫れることになります。
扁桃腺が腫れる多くはこんな状態です。
・過度のストレスによって神経が乱れ、上手く身体を操れていないとき
・栄養不足や偏りで身体に必要なエネルギーが足りていないとき
・扁桃腺が乾燥した空気で乾かされて、普段通り働けていないとき
忙しくてストレスもいっぱいの世の中、ついつい陥りがちな状態かもしれませんね・・・
次の項目では、予防や対処法についてお教えします!
扁桃腺が腫れてしまったときの対処法
扁桃腺は風邪など体調を崩したときに多くの人がよく腫れる部分です。
ほったらかしにしていると、ついつい舌の付け根などで擦ってしまい余計に腫れてつらい思いをしてしまいます。
そうならない為にも、扁桃腺が腫れてしまったときの対処法について知りましょう!
最もお手軽な対処法は冷やすことです。
保冷剤などをタオルで包み、顎の下の横側に当てることで扁桃腺が冷やされます。
他にも、鼻や喉からばい菌が入らないように湿気を保つことも効果的です。
加湿器がない場合は、濡らしたタオルを吊るしたり、枕元に置くなどすると良いです。
マスクに霧吹きで水分を含ませるのも良いでしょう。
薬では一般的にやはりスプレータイプの塗り薬や、うがい薬などがよく効きます。
軽いものならイソジンが簡単に買えてかつすぐに効きます。
スプレーなど塗るお薬では「のどぬ~る」が、飲むお薬の場合なら「ハレナース」が広く売られていて、かつ良く効くのでオススメです。
しかし扁桃腺の腫れは重傷の場合、病院で治療を受けなければいけなくなってしまいます。
膿が溜まってしまった場合などは切って膿を出さなければいけなくなり、入院しないといけなくなることさえ・・・。
もし高熱が出ていたり、喉に白い斑点のようなものが出ていたりした場合は素直に病院に行きましょう。
また、予防も大切です。
普段から行う他に、今まさに扁桃腺が腫れている最中でも予防行為を行うとつらさがいくらかマシになったりします。
緑黄色野菜や果物を食べることでビタミンなど免疫力を高める栄養が補給され、病気になりにくい身体になります。
なかでもビタミンCとEがたくさん含まれるオレンジやみかんなどの柑橘類がオススメです。
ただし喉といっしょにお腹も傷めていた場合は、繊維の多い野菜や柑橘類を食べてはいけませんので注意してください!
まとめ
扁桃腺が腫れてしまったときは
・冷やす。
・ひどくなる前に薬を使う。
・乾燥しないように気をつける。
の三点を忘れないようにしましょう!
また予防では
・過度なストレスをため込まない。
・野菜や果物でバランスの良い栄養補給。
・乾燥しないように気をつける。
の三点に気をつけましょう!
扁桃腺の腫れ予防については、「ハレナース」を出している小林製薬さんからも解説やお薬の紹介が出ているので、こちらもあわせてどうぞ!↓
http://www.kobayashi.co.jp/brand/harenurse/prevent/