妊娠出産は人生の一大イベントですよね。
妊娠中期ごろまでには分娩予約をとるようにすすめられますし、妊娠初期のつわりのしんどい時期に考えないといけないのが産婦人科選びではないでしょうか。
個人病院でエステや豪華な食事を楽しみたい方、無痛分娩希望の方、新生児科もある総合病院にしたい方・・様々だと思います。
私は高齢出産で不安があった為、豪華な食事を諦め、周産期母子医療センターの総合病院で出産しました。
周産期とは出産の前後の時期を意味し、周産期センターとはそれに係わる高度な医療ができる施設のことを指します。
産科と新生児科があるので出産後の赤ちゃんのケアも万全です。
大阪市淀川区にある「淀川キリスト教病院」もそのひとつです。
今から淀川キリスト教病院の産婦人科についてお話します！
妊婦さん必見！淀川キリスト教病院の産婦人科の特徴とは！？
母乳育児を推進しているこちらの病院は地域の周産期センターとしてＩＣＵ、ＧＣＵ、小児科と連携し、安心してお産を迎えられる病院です。
母子同室も可能で赤ちゃんのお世話に早く慣れることができるので初産婦さんには安心ですよね。
入院部屋やロビーなどはピンクが基調で優しい雰囲気です。
ただ、自然分娩の費用は５０万から６０万とかなりアバウトに書かれていて、個室の部屋代は一日あたり１３０００円から２５０００円で総合病院の中では高い方だと思います。
私は妊娠糖尿病になりハイリスク妊婦になってしまい、出産直後に赤ちゃんが低血糖になりやすい為、分娩時には新生児科の先生が付き添ってくれてすぐにケアしてもらいとても安心した記憶があります。
淀川キリスト教病院にもＮＩＣＵ（新生児集中治療室）やＧＣＵ（新生児回復室）があり、万全の体制が整ってるのでハイリスク妊婦さんでも安心です。
他には院内助産システムがあるのも特徴のひとつです。
院内助産とは緊急時の対応もできる病院で産婦さんや産後の母子に対して助産師が分娩介助やケアをしてくれるシステムです。
妊娠期から産後一ヶ月の間、正常異常を判断し、なにかあれば産科や小児科の先生が対応してくれますので、産科と助産院のいいとこどりのようなシステムです。
院内助産で出産できるのは経過が良好な経産婦さんのみになります。
分娩台を使わずにフリースタイルでの出産ができますし、産科のような陣痛分娩室で他の人の苦しむ声を聞くこともないので集中して自分のお産に向き合えます。
私も実際、カーテンだけで仕切られた隣の産婦さんがあまりに辛い陣痛に暴言を叫んでいて、まだまだ陣痛が始まったばかりの私はとても怖くなったことを覚えています。
一緒に頑張ろう！と思えたらいいんですが、そんな余裕はおそらくないので自分のお産に集中するには個室の院内助産はとてもオススメです。
万全のケア♪淀川キリスト教病院の産婦人科でできることとは！？
総合病院は個人病院ほど最新施設が整ってないイメージがありますが、淀川キリスト教病院は妊娠中も産後も万全なケアが受けれます。
まずは「胎児心エコー」といってスクリーニング検査でお腹の赤ちゃんの心臓に異常がないか調べる検査が自費で５０００円で受けられます。
他には「母乳外来」があり自費２０００円で受けられます。
初産婦さんにとって母乳育児は不安だらけなので出産した病院で母乳の方法やトラブルに対応してくれるのはとても心強いものです。
そして「マタニティケア外来」といって産後一ヶ月ごろまでの育児の相談にのってくれる診察もあります。
私は高齢出産で友人はすでにベテランママが多かったので産後の不安は色々聞いてもらいましたが、やはり産婦人科のスペシャリストに相談できるのは新米ママにとってとても心強いものです。
母乳外来はよくある外来ですが、産後一ヶ月までの育児の相談にのってくれる外来は珍しいですし、フォローがしっかりしている病院だなぁ♪と思います。
まとめ
淀川キリスト教病院はその名前だけに少々抵抗のある方もいるかもしれませんが、洗礼をうけるようなこともありませんし、進められることもありません。
もちろんキリスト教徒以外はお断りなんてこともありませんのでご安心を（笑）
なんとなくですが、そこで働いている方がキリスト教の教えを胸にお仕事をされている・・という印象です。
大きな病院なので待ち時間は多少ありますが、落ち着いて待つことができる空間作り（ソファの色合い、院内に売店あり）がされていて、ゆっくりと待つことができます。
妊婦さんは風邪をひいても市販の薬は安易に飲めませんし、色々な病院にいくのはお腹が大きくなるにつれてしんどいものです。
総合病院なら他にたくさんの科があり、ひとつの病院で済ませられるのも嬉しいところではないでしょうか♪
