突然ですが便秘に悩んだ経験ってありませんか?
「人にはあまり言えないけれども、実はとても悩んでいます・・・」
という人が意外と多いのが、『便秘』なんです!
また、便秘を直したいという気持ちから、「単純に水分をたくさん摂れば解決するのではないか?」と考える人も多くいます。
でもそれじゃあ解決しない場合も、けっこうあります。
今回は、人には相談しにくい便秘とその解消方法についてお話していきます。
こんな飲み方はNG!便秘が改善しない水分摂取の仕方とは?
まず水分摂取しているのに便秘が解消されない原因として考えられることを上げてみます。
- 実際は水分補給になっていない
- 水分補給の量が足りていない
- 便の材料が不足している
- 腸の働きが悪い
それでは、一つひとつ見ていきましょう!
実際は水分補給になっていない
これはどういう意味かといいますと、水分は取っていても、それがほとんど尿として流れ出てしまっている、ということです。
例えば、コーヒーを飲むとすぐにトイレに行きたくなる、という経験をお持ちの方は多いと思います。
なぜコーヒーを飲むと、トイレに行きたくなるのかというと、コーヒーにカフェインが含まれているから。
そしてカフェインには、利尿効果があるからです。
ですから、どんなに水分補給をしているといっても、コーヒーや緑茶、紅茶などの、カフェインが含まれている飲み物では、実際には体の水分補給にはなっていない、という可能性があります。
水分補給を目的とするのであれば、カフェインの入っていない飲み物がおすすめです。
水分補給の量が足りていない
1日当りの適度な水分補給量は1.5リットルと言われています。
ですがそれだけの量の水分は摂取出来ているでしょうか?
意外と1.5リットルの水分を摂るのは、難しいですよね。
1.5リットルのペットボトルを使って、一日で飲むためには、どれくらいのペースで飲めばいいのか?
一度試されることをお勧めします。
便の材料が不足している
水分だけをたくさん摂取しても便秘になる場合があります。
それは便の材料となるものが不足していることが原因かもしれません。
便の材料になるものとして、食物繊維が挙げられます。
食物繊維が多く含まれている食品をしっかりと食べることを心がけましょう。
具体的には、ご飯、海藻類、キノコ類などがおすすめです。
腸の働きが悪い
水分や食物繊維の含まれた食品を十分に摂っているのに便秘になる。
そんなケースとしては、腸の働きが悪くなっていることが原因である場合があります。
つまり、腸の働きが悪く、便をスムーズに肛門へ送り出せずに便秘になってしまうということです。
腸の働きを良くするためには、腸内環境の改善が必要になります。
腸の働きを良くするために有効なものとして、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が挙げられます。
また、ストレッチやヨガなどの運動も、腸の働きを良くすると言われています。
便秘に効果テキメンすぐ改善☆意味ある正しい摂取方法!
なかなか便秘が改善しない理由が少しわかってきましたね。
それでは、便秘を効果的に改善するためのポイントを確認していきたいと思います☆
- カフェインが含まれない飲み物で水分補給する
- 一日1.5リットル以上の水分を十分に摂取する
- 食物繊維が多く含まれた食事をしっかりと摂る
- 乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を補給する
- ストレッチやヨガなどの軽い運動を行う
まずは、以上の5点を意識して便秘改善に取り組んでみてください☆
更にもう一つ付け加えると・・・
食物繊維の中にも「水溶性」と「不溶性」の2種類があり、それぞれの作用が異なるのです。
便秘のタイプによって、この2種類の食物繊維を使いこなすことができれば、もっと効果を感じることと思います。
わかりやすくいうと、便が硬くなりがちな場合は「水溶性」、下痢になることもある場合は「不溶性」を多めに摂ってみてください。
水溶性と不溶性の区別がつかないと悩まれる方もいることと思いますが、
「水溶性」・・生で食べることが出来る食材
「不溶性」・・加熱しなければ食べることが出来ない食材
というくらいの感覚で、あまり神経質に悩まないでください。
いずれにしても、両方とも必要な食物繊維ですから。
まとめ
今回は便秘とその改善方法についてお話ししてきました。
ちょっと人には相談しにくい内容でもありますから、一人悩んであきらめていた方も、かなり多いと思います。
今回の内容を参考にして、便秘改善の道を模索してみてください☆