念願のマイホーム。
やっと引っ越しも終わり新生活が始まる!
嬉しい気持ちの一方で、荷物の整理や色々な手続きなどなど・・・
とにかく忙しくて、あっという間に過ぎる毎日なんですよね。
そんな時に忘れがちなのが、新築祝いのお返し。
新築祝いを頂くことって、人生の中で何度も経験することが無いので一般的なマナーって意外と知られていないように思います。
ウキウキとバタバタが重なって、「お返し」のことを忘れていたり良かれと思ってしたことがマナー違反だったり・・・
新築祝いに関しては、特に親戚関係でトラブルが起こりやすいのです。
せっかくのマイホームで、親戚づきあいの関係が悪化することの無いよう、新築祝いのマナーと注意点をご紹介します。
喜ばれるお勧めのお返し4選も、ぜひ参考にしてくださいね。
要注意!新築祝いのマナーや注意点!
ひとくちに新築祝い、と言っても、相手との関係や頂いた金額など、様々ですよね。
そこで、お返しマナーを2つのパターンでまとめてみました。
友人・同僚・上司など一般的な金額のお祝い
この場合は、他の慶事と同じように、お祝いの半額~3割の品をお返しします。
時期は、引っ越しから1~2ヵ月以内。
のし紙は蝶結びで「新築内祝い」又は「内祝い」になります。
品物も一般的な内祝いと同じようなもので良いでしょう。
ただし、上司など目上の方に金券でお返しするのはマナー違反ですのでご注意を。
また、「職場一同より」という場合、お返しをする・しないや、金額については、それまでの慣習にならう方が良いですよ。
親・兄弟・親戚関係からのお祝い
身内だからうやむやになってしまったり逆に身内だからこそ、きちんとお返ししなくては!
なんてことから間違いを起こしやすいのが、親戚へのお返しです。
というのも、高額のお祝いを頂いた場合は半額~3割の品をお返しすると、実は失礼になってしまうのです。
それは、家を買う・建てるとこれからのローン返済や引っ越し費用など
「これから大変だろう」
「少しでも助けてあげたい」
という思いゆえの高額だからです。
ですから半額の品をすぐに返してしまうのは「助けはいらないよ」ということになってしまいます。
親としてはある意味寂しかったり、親戚からすると可愛げがなく傲慢にうつることもあります。
「助かります~、大切に使わせてもらいます!」と感謝するのが喜ばれるのです。
ではお返しはいらないのか、というとそういうわけではありません。
新築祝いの場合、本来の「内祝い」として、「新築お披露目会」をするのがマナーなのです。
引っ越しから1~2ヵ月の間に招待して、ご馳走を振る舞い家の中を見てもらいます。
家の様子がよく見えるように、日中に行うのが一般的です。
もちろんお祝いの半額分もの料理をふるまう必要はありませんのでご安心を。
でもそれだけでは心苦しい、という方は一般的なお土産や内祝いの品をお持ち帰りいただくようにするとスマートです。
遠方の場合はさしあたり、内祝いと新居と家族の写真を送り、時期を見て招待するという方法もあります。
そして、親戚づきあいは実家によって様々。
お互いお返しは無しなど、親戚間の決め事も多々あるので、
・親や兄弟に相談する、
・相手の都合に合わせる
など、柔軟に対応しましょう。
形式ばった「内祝い」を好まない場合は、普段の生活の中で、
・プレゼント
・一緒に出掛ける
・旅行のお土産
など、感謝の気持ちを形にする方法もあります。
喜ばれる新築祝いのお返しお勧め4選!
さて、マナーや注意点がわかったところで、どんなお返しの品がよいか、お勧めの4選をご紹介しますね♪
タオル・入浴剤セット・石鹸やボディーシャンプー
日用品や消耗品は、もらった側も無駄にならず喜ばれます。
一般的な内祝いとして失敗が無く無難ですが、ポイントは「量より質!」
自分では普段買わない、ちょっと高級なものにするとお祝いらしい特別感があり、あなたのセンスが光ります。
コーヒー・お菓子・調味料セット
こちらも普段よりちょっと高級なものや話題のものを選ぶのがポイントです。
甘いものが好きな方には話題のスイーツ。
健康志向の方にはオーガニックの調味料など。
相手の好みや世代に合わせると喜ばれること間違いナシです。
器類(入れ物)
器類は、「入れ物=家に人が入った」として新築内祝の縁起物の品です。
そういう慣習をご存知の方にお送りすると、「デキル嫁」と一目置かれるかもしれませんよ。
こちらも相手の年代や好みに合わせて、使い勝手のよいセンスが光るものを選びましょう。
カタログギフト
今では内祝いでおなじみのカタログギフト。
相手の好みでないものを送って、クローゼットの奥に放置されるより、こちらの方が断然喜ばれます。
「断捨離したからモノはいらない」
という世代には、ホテルディナーなど体験型が選べるカタログがあるので、オススメですよ。
終わりに
新築祝いのマナーと注意点、おすすめの4選、いかがでしたか?
喜びごとは、親兄弟にも一緒に喜んでもらえるよう感謝だけでなく謙虚な気持ちが大事なのです。
本当に心配させるのはダメですが、実は金銭的に余裕がある人でも
「家を買ったから節約しないと~」
「助けてもらってありがとうございます」
という振る舞いをしたほうが、親戚には好印象かもしれませんよ。
ちなみに私のような片づけ下手の経験として
「片づけてキレイにしてから招待しよう」
と頑張りすぎず、ほどほどでお披露目しちゃいましょう。
「まだ片付いていなくって~~~」
の言い訳にできるうちに済ませてしまうのがおすすめですよ
では、あなたの新居での生活が素敵なものになりますように♪