世の中には「内祝い」とつくものはたくさんあります。
現在はお祝いをもらった「お返し」という形が主流になっていますが、本来は
《うちに喜ばしいことがあったので、みなさまにおすそ分けします、一緒に祝ってください》
という意味になります。
結婚を境にこの内祝いを送る機会が増えます。
結婚内祝い、そして出産内祝いは新婚数年で経験する方も多いと思います。
ちょっと難しそうな出産内祝いについて経験談を交えてお話したいと思います。
これだけはおさえておきたい!出産内祝いのポイントとは?!
出産前後に周りから(おめでとう)の気持ちがこもったお祝いを頂いたら(ありがとう)の気持ちをこめて相手に贈るのが内祝いです。
親や兄弟、目上の上司や親しい友人など様々な人から頂くので、
マナーが難しそうだなぁ・・
とちょっと考えるのが億劫になる人もいると思います。
実際、私がそうでした(笑)
言い出せばキリがないマナーの色々・・
必ず知っておきたい礼儀やマナーだけは1人の親になった大人として覚えていたいものです。
まず頂いたお祝いの3分の1から2分の1の金額で贈るのが相場です。
それより高くても、低くても失礼にあたります。
そしてお祝いを頂いたら、1ヶ月以内に贈りましょう。
都度つどもらうお祝いなので、そのたびに選び贈る必要があり、産後間もないママは出歩くこともできないので、断然 ネット通販がおすすめです。
わたしはたくさんネットサーフィンして1000円以上送料無料のところを利用しました。
送料払うくらいならその分いい品物を贈りたいですもんね。
ネットで購入作業をしてると選択する項目がたくさんあって、投げ出したくなることもありました。
のしは、内のしの方が主張なく控えめな印象なので、内のしがおすすめです。
水引は、何度繰り返しても嬉しいという意味で蝶結びにします。
メッセージはできれば添えたいものですが、仲のよい友人関係ならメールでも十分だと思います。
赤ちゃんの顔写真つきのメッセージカードを贈れたりもしますが、写真の処分に困る方も中にはいるので迷われるなら言葉のみの方が無難です。
出産内祝いをもらった経験と贈った経験談!
アラフォーにもなるとそれはもう貰ったこともたくさんありますし、つい数年前に贈った経験もあります。
友人の可愛い赤ちゃんに会いに行って、しばらくするとお届け物で来る(内祝い)って嬉しいものです。
独身時代、お金も時間も自由に使い毎日楽しんでた頃にもらったのが、とても有名なブランドのロゴが入ったハンドタオルでした。
これは後に自分に子供が産まれ、一時保育などで預ける時に保育士さんに渡すタオルとして今 活用させてもらっています。
なんてったって、見栄えがいいですからね♪
新婚時代には、ペアのマグカップをもらったこともありますし、甘いもの好きだと知ってる親友からは美味しいスイーツを・・
つわりが落ち着いた妊娠中期には赤ちゃんが産まれたらしばらく使えない、香りつきのハンドクリームと石鹸をもらったこともあります。
その当時は何も思わなかったのですが、振り返れば・・すべて私の好みや環境や状況を考えての贈り物だったのだなぁと思います。
何を贈れば相手に喜んでもらえるか、誰もが悩むことだと思いますが、相手を想う気持ちが一番大切だと思います。
そんな私は、自分が贈る立場になって何を贈ったか・・!?
健康志向の会社先輩にはオリーブオイルセットを・・
育児で忙しい友人にはカット野菜でもすばやく美味しいサラダに変身してくれそうなドレッシングセットを・・
出産間近の友人には生まれた赤ちゃんにも使える日本製のガーゼタオルを・・
親と同居の会社先輩には家族で一緒に食べれそうなゼリーを・・
と、結果1人1人違うものを贈りました。
そしてびっくりしたのが内祝いを遠慮する知り合いや後輩がいました。
本人は「たいしたもの贈ってないから・・」と言うのですが、じゃあ感謝の言葉だけで♪なんてことはできませんので、
そういう方には、今度赤ちゃんに会いに来てくれた時に気を使わないくらいの小さめのお菓子を渡したり、ランチでご馳走したりしてお返ししました。
気心しれた仲間にはこうやって臨機応変に対応しましたが、50歳以上の年代は礼儀等に厳しいというアンケート結果もあるので、親戚や目上の方にはしっかり気配りしたいものです。
まとめ
産後は赤ちゃんのお世話で寝不足になり、一日すっぴん、授乳パジャマで悪戦苦闘する毎日になるかと思います。
出産内祝いは、まだのんびりできるマタニティの時から準備することをオススメします。
気持ちのこもった贈り物をして、喜ばしいことのおすそ分けをしたいものですね。