コンタクトレンズを使っている人なら、必ずあると言っていいほどの悩み…それは、「目の乾燥」。
私もコンタクトレンズを使っていますが、仕事でのパソコン作業も多いため、ドライアイ気味なこともあり、目薬は必須アイテム。
デスクには常に目薬を置き、目の乾きを感じたらつけるようにしているのですが…。
目薬ってどのくらいの頻度で使えばいいのでしょうか?
コンタクトレンズで目が乾くのはなぜ?
今考えてみると、コンタクトレンズを使い始めるまでは、それほど目の乾燥は気になっていなかったように思います。
通常目の表面は、まばたきをすることで涙腺から分泌された涙が目全体に広がることで乾燥を防いでくれています。
ところが、コンタクトレンズを装着すると、まばたきの回数が減り、結果涙の分泌量が減るため、裸眼の時よりも目の乾燥を感じるようになるのです。
そんな時に役に立つのが目薬、というわけですね。
目の乾きを感じたら目薬を
目の表面は涙により保護されているもの。
ですからコンタクトレンズを装着していて目の乾きを感じたら目薬をさしましょう。
目が乾いたままにしてしまうと、本来涙の上に浮いた状態になっているコンタクトレンズですが、眼球との隙間がなくなり、眼球を傷つけてしまう原因にもなります。
使い方はそれぞれの目薬の用法・用量にしたがって使用することになりますが、医師からの処方でない限り、一日の点眼回数の制限は指示されていないことが多いので迷うところです。
以前に、眼科で聞いた話では、基本的には目の乾きを感じたらさすようにすればいいけれども、一日5~6回程度にした方が良いと言われました。
というのも、乾燥している状態は良くないのですが、あまり使いすぎると、涙の分泌量が減ってしまいドライアイを悪化させてしまうこともあるとか。
目薬はどんなものがいいの?
目薬は、ドラッグストアなどに行くと、目の充血や目の疲れ、ドライアイ用など、用途によっていろんなものが出ています。
たくさんありすぎて何が良いのか迷うほど種類がありますね。
もちろん、今の自分の目の症状に合わせて選ぶわけですが、コンタクトレンズを使っている人が選ぶときに、まず気を付けることは
「コンタクトレンズ装着時に使用可能かどうか」
ということです。
コンタクト装着時に使用可能なものには、ちゃんと表記されていますから、それを確認するといいですね。
ハードかソフトかによっても違いますから、気を付けましょう。
目薬は正しく使いましょう
改めて、目薬の正しい使い方を見ていきましょう。意外にも使い方を間違っている人が多いのです。
ちなみに私も…(汗)
- 使う前は手を清潔にする。
- 下まぶたを「あっかんべぇ~」して目薬をさす。
- さすときに目薬の容器がまつ毛や目のふちに触れないようにする。
- 目薬をさしたらしばらく目を閉じる。(目をパチパチさせない)
- 一度にたくさんささない。(一滴で十分)
みなさん正しくできていますか?
私は2項目、NGでした。
一度に2~3滴さして、目をパチパチさせてました(笑)。
目薬は、一滴で十分眼球全体にいきわたるそうで、それ以上さしても流れ出てしまい無駄になるだけだそうです。
パチパチさせるのも、せっかくさした目薬が眼球全体にいきわたる前に、流れ出てしまう原因になることと、目の周りのメイクなどが目の中に入ってしまう原因にもなるそうです。
まとめ
コンタクトレンズを使っていると起こりやすい目の乾燥。
その乾燥を防ぐには、やはり目薬は欠かせないようです。
基本的に眼球は涙で保護されているものですから、目の乾燥は防ぐべきもの。
コンタクトレンズは、視力を矯正してくれる便利なものですが、それにより引き起こす目の乾燥は、逆に目に負担をかけることも。
目薬を上手に使って目の乾燥を防ぎ、コンタクトレンズを上手に使うようにしたいですね。