朝起きたら、顔がむくんでいる…こんな経験は誰にでもありますよね。
平日の朝、これから仕事に行かなきゃならないのに、どうするのこのむくみ!
お化粧しても隠せないむくみは女性にとっては大敵です。
そんな困った顔のむくみを根本的に解消したい!
そんなときに食べ物に注目!
むくみは薬などでも解消することはできますが、毎日の食べ物でむくみが解消できるなら、むくみ以外に健康維持や美容にも効果が期待できそうです。
むくみの原因は「塩分」
顔のむくみは、水分の摂りすぎや泣いた後などにおこりやすいものですが、最も多く考えられるのは「塩分の摂りすぎ」です。
塩分を摂りすぎると、身体は体内の塩分濃度を薄めるために、本来排出されるはずの水分を身体にため込んでしまう性質があります。
それでも、人間の身体は余分な水分や塩分は体の外に排出する力がありますから、多少塩分を摂りすぎたからと言って必ずむくみが出るというわけではありません。
しかし、そのためには、日頃バランスの良い食事をとることが大事なのです。
外食などが多い人や、一人暮らしでカップラーメンばかり食べている…なんていう人は塩分を摂りすぎているだけでなく、摂取する栄養が偏っていることで、その排出がされなくなってしまっているということなのです。
むくみは食べ物で解消!
むくみに良いとされる栄養素は、
- カリウム
- クエン酸
- たんぱく質
- ビタミンE
- ビタミンB1
の5つになります。
結局のところ、「バランスの良い食事」というのが一番大事ということになるのですが、この中でもっとも注目すべきは「カリウム」です。
カリウムには、利尿作用があり、これにより体内の余分な水分と塩分の排出を助けてくれる効果があります。
「カリウム」を多く含む食べ物
カリウムは野菜・魚介類・果物・豆類などいろんな食べ物に含まれていますが、その中で日頃摂りやすいものを紹介します。
- 野菜類…ほうれん草・キャベツ・アボカド・干ししいたけ
- 魚介・海藻類…鰹節・昆布・わかめ・のり
- 豆類…納豆・きなこ・アーモンド
- 果物…バナナ・キウイ・プルーン・干しぶどう
これらを、うまく食事にプラスすることで、利尿作用の効果が期待できます。
しかし、カリウムの成分は、加熱することで20~30%程度失われてしまうということですから、加熱せずに食べられるバナナやアボカドなどは、手間もかからずに食べられるのでうれしいですね。
朝食やおやつにバナナ、夕食にアボカドをプラス、というのもいいかもしれません。
ミックスナッツもおすすめ
食事としてでなく、手軽に持ち歩けるミックスナッツもおすすめです。
ミックスナッツには、アーモンド・カシューナッツ・ピスタチオなど、いろんなものが入っていますが、ナッツ類には、むくみ解消によい栄養素として紹介した、カリウム・ビタミンE・ビタミンB1・たんぱく質などが含まれています。
ミックスナッツに、干しぶどうなどのドライフルーツもプラスしたものを、小さなタッパーウェアに入れて持ち歩き、小腹がすいたときの間食にするとダイエット効果も期待できそうです。
このとき注意して欲しいのは、ミックスナッツは「無塩」のものを選びましょうね。
むくみ予防には水分も大切
水分をとるとむくみにつながると思ってしまいますが、実は逆です。
もちろん摂りすぎは良くありませんが、水分が足りなくなるとリンパの流れも悪くなってしまうので、老廃物を排出する機能が低下してしまうのです。
水分を補給する場合には、水・または白湯がおすすめです。
日中こまめに水分をとるのはもちろんですが、就寝前に飲むのも効果的。
そのときは就寝直前ではなく30分前くらいに飲むと良いです。
就寝時は汗もかき、体の水分が不足しがちな時間。
そのための水分を身体に補給してから就寝することで、リンパの流れを促しむくみの解消にもつながるのです。
まとめ
顔のむくみに効果のある食べ物を紹介しましたがいかがだったでしょうか。
自分に合ったものを上手に取り入れて、むくみにくい体づくりをしていきましょう。