女性なら多くが悩んでいる二の腕のたるみ。
これは、太っているとか痩せているとか関係なく悩んでいる人が多いもの。
若いときは多少気になったとしても、肌全体にハリがあるからそれほど気にならなかったのに、年齢を重ねるとそれは完全なたるみに!
夏のおしゃれもノースリーブなんて着られない…ということに。
二の腕…それは上腕三頭筋
腕の筋肉は腕の前側についている上腕二頭筋(力こぶが出る筋肉)と、腕の後ろ側についている上腕三頭筋(二の腕といわれるところ)でできています。
掃除や洗濯、買い物の重い荷物を持ったりと、腕はかなり使っているはずなのに、なぜ二の腕だけがたるんでしまうのでしょう。
それは、使っているのはほとんどが上腕二頭筋で、
後ろ側の上腕三頭筋はほとんど使っていないからです。
つまり、そこを鍛えてあげることで、二の腕を引き締めてたるみをとることができるのです。
でも、辛いこと難しいことは続かない…
誰もが、そう思いますよね。
だからこの悩みをかかえている人が多いのです。
私もその一人。
二の腕に効果のある筋トレやストレッチ、ダイエット本やネットでも多数紹介されていますが、なかなか続かない。
もちろん最初は毎日頑張ろうと思ってますよ。
でも続かないのです。
そんな私のようなおさぼり屋さんに最適な方法。
今、日常で行っている家事をひと工夫することで上腕三頭筋を鍛えられます!
一挙両得!家事タイムを筋トレタイムに!
掃除の時間を利用しましょう
通常掃除機をかけるときって、自分の身体より前に腕を構えて掃除機をかけますよね。
そそれをちょっとひと工夫。
手先が自分の身体の脇にくるように構えて、肘を90℃に曲げます。
そして、肘をあまり動かさずに、肘から先を後ろに引くように掃除機をかけます。
慣れないとちょっとやりづらいのですが、この方法で掃除機をかけると、上腕三頭筋が使われます。
掃除機をかけるときは、利き手を使ってかけている人が多いと思いますが、反対の手も使ってみましょう。
買い物は最高の筋トレです
スーパーの買い物、毎日は行かないまでも、週に数回は行きますよね。
スーパーで購入する食材は、かなり重さもありますからそれを利用して二の腕を鍛えましょう。
買い物後の重い荷物は、楽な方法で持つことを考えますよね。
そこを発想の転換で、筋トレに利用します。
荷物を持つときって、体の横で手のひらが内側を向いている状態、つまり手の甲が外側を向いた状態で荷物を持っているのが通常です。
ですが、手の甲が前側を向くように回して持つだけで、上腕三頭筋を使っている状態が作れます。
さらにもう一段階きつくするなら、その状態で腕を体から外側に少しはなして持ちます。
さらにもう一段階。
その腕を少し後ろに引きます。
この状態は、日頃なかなか使われない上腕三頭筋に、かなり負荷がかかった状態になります。
二の腕の部分って筋肉があったんだぁ…と感じる瞬間ですよ。
使った後は、マッサージしてリラックスさせましょう
二の腕部分の筋肉、上腕三頭筋は日頃使っていない分、筋肉痛も出やすいかと思います。
使った後に疲労を残さないように入浴中や、入浴後などの身体が温まった状態で筋肉をリラックスさせてあげましょう。
二の腕マッサージの方法
二の腕の部分、腕の後ろ側の部分を肘から肩の方向に向かってマッサージします。
- 反対の手のひらを使い、二の腕の部分を肘から肩の方向に向かってさするようにします。(10回程度)
- 次に、反対の手で二の腕をつかむように、肘から肩の方向に徐々に移動させ、最後に脇の下をしっかりつかみます。(10回程度)
これを左右行います。
あまり強くする必要はなく、自分が気持ちよく感じる程度で行いましょう。
ただ、最後のわきの下の部分は、少し強めにつかんであげると、リンパの流れも良くなり、二の腕の引き締めにさらに効果がありますよ。
無理はしない、気楽に行いましょう。
毎日やらなきゃいけない…と思うと、気持ち的に負担がかかるもの。
これまでなかなか使われていなかった部分ですから、あまり無理をすると筋肉痛の辛い状態となり逆効果になりますよ。
気が付いたときにやろう!
くらいの気楽な気持ちでいいと思います。
少なくとも、そのためだけの筋トレをするのと違い、家事の一部を利用することで、簡単に意識することはできるはずです。
日常生活に上手に取り入れれば、楽しく長く続けられるようにできますよ♪