子どもを出産することを、幼いころからの夢のひとつと思っていた方は少なくないと思います。
私も例外ではなく、いつかママになりたいと思う普通の女の子でした。
結婚して環境の変化になかなか慣れず、体調を崩しがちな日々が続いていましたが、そんな私にも奇跡の瞬間がやってきました。
通院をして検査も異常はなく、毎月ドキドキしながら過ごしていました。
数日間の微熱が続き、検査薬を試したら、陽性反応!
今までとは違う、はっきりとした反応の線に涙がでました。
それから、赤ちゃんのためになにをしたら良いのかを調べる日々が始まりました。
今回は、現在8か月のプレママの体験談をお話しします。
意外なものから準備が始まった
葉酸サプリ
妊娠が分かり、準備するものは産まれた赤ちゃんのものだけだと思い込んでいました。
無知の私は、まず雑誌を購入し、読み始めました。
まもなく、つわりも酷くなり、食事もできずに1日中吐き続ける日々が続きました。
雑誌には、ママがつわりで苦しくても赤ちゃんへの栄養は心配ないが、葉酸を多く摂取した方がよいと書いてありました。
葉酸は、妊娠初期には赤ちゃんの先天異常(無脳症や二分脊椎など)のリスクから守ってくれると言われています。
また、妊娠中期になると、赤ちゃんの成長が一気に進むため、造血効果によって赤ちゃんの栄養不足を予防してくれることや、妊婦さんの貧血を軽減してくれるとありました。
もちろん、産後の母乳育児にも欠かせないアイテムだと学びました。
妊娠前から服用している人もいるかと思いますが、私が一番初めに準備したものは葉酸サプリでした。
妊娠中のママの準備
次に私自身に関する準備をお話しします。
私は嗜好品がコーヒーや紅茶だったので、カフェインレスに変更しました。
また、つわりを乗り切るための飲料や食品も色々試しました。
個々で異なるようですが、私は豆腐とジンジャエールで乗り切れました。
つわりが酷い中、着実にママの体にも変化が表れます。
妊娠3か月を過ぎた辺りには、胸が大きくなり、今までのブラジャーでは苦しくなりました。
また、ショーツもマタニティ用に変えました。
タイツもマタニティ用が販売されていて、愛用しました。
お腹は少しふっくらとし始め、子宮の大きさも幼児の頭くらいになってきたころですが、普段の下着や洋服では苦しさを感じるようになりました。
4か月の時には、緩めの服を着用しお腹を圧迫しないようにしました。
そして、この頃に腹帯も購入しました。
腹巻は妊娠前から着用していましたが、お腹を守るための腹帯を病院から勧められ、着用し始めました。
本格的なマタニティ用の洋服やパジャマを準備したのもこの頃です。
5か月になると戌の日があります。
私はさらしの準備はしませんでした。
最近は、マジックテープの腹帯やショーツ一体型の種類が豊富なので、そちらを使いました。
妊娠線の予防にクリームを塗り始めたのもこの頃です。
つわりや体調が優れないための寝苦しさとは違い、体が重くなったりお腹が気になって熟睡できない日がよくありました。
そこで、抱き枕を用意しました。
抱き枕があると、体勢が非常に楽になりました。
病院からの勧めで歯医者へ検診にも行きました。
7か月を迎えるころ、おりもののマイナートラブルに襲われました。
それなので、パンティーライナーを準備しました。
浮腫みも気になるようになり、着圧ソックスを使用する頻度が増えました。
今後のために、産褥ショーツ・お産用パット・産後の骨盤ベルト・陣痛の時に飲み物が飲めるようにストローを準備しました。
他には、私は里帰り出産なので、20週の時に出産する病院に転院しました。
その日に分娩予約をし、産院の両親学級に申し込みしました。
7か月に入る時期には市町村主催の両親学級に参加しました。
具体的な話しを聞いたり、パパは妊婦体験をしたり、沐浴実習を体験できました。
また、少し早めにお仕事を休むことになったので、会社での手続きも必要でした。
体調の準備として、体重管理に気を付けて、お散歩をして体力の保持に努めています。
18週頃から、胎動も感じるようになり、夫婦で胎児に話しかけることも日課になりました。
赤ちゃんのための準備
赤ちゃんのものは7か月に入るころに、購入を始めました。
購入したものは、チャイルドシート・ベビーカー・授乳枕・布団一式・抱っこ紐・哺乳瓶・ミルク・消毒関係・搾乳器・鼻吸い器(手動)・爪切り・ピンセット・櫛・ガーゼ・バウンサー・沐浴剤・お風呂・小さいハンガー・保湿剤・赤ちゃん用洗濯洗剤・加湿器です。
27週を迎える時期になっても、性別が不明なので、衣類関係はまだ未購入です。
これから、短肌着・コンビ肌着・ツーウェイオール・スタイ・帽子を購入予定です。
オムツとおしり拭きはもう少し間際で準備予定です。
サンプルでオムツを貰う機会があったので、比較して決めたいです。
出産時期によって、必要なものが多少異なると思いますが、長肌着も考えています。
また、危険場所へ行かないように柵の購入を検討しています。
おくるみは実母が手編みをしているものとバスタオルで対応する予定です。
ベビーベッドは、我が家は布団で就寝していて、検討しましたが購入はしないことにしました。
バスタオルやタオルは様子を見て、増やしていきたいです。
ミトンは当初は購入予定でしたが、保健士さんの話しを聞き、見送ることにしました。
そして、名前の準備も忘れてはいけません。
性別は分かりませんが、我が家で候補は絞りました。
そして、今は保険選びをしています。
まとめ
今回は、私の8か月までの準備をお話ししました。
ご家庭によって、購入して失敗した話しや必須アイテムだった話しが異なります。
そして、出産の準備は赤ちゃんの周りのことだけを考えていましたが、ママ自身やパパにも準備するものや事がたくさんあることが分かりました。
夫婦の時間を大切にしたり、絆を強めたり、マタニティーライフを楽しんだりと心の準備もあることを実感しました。
パパママ学級に参加して、知識を深めることも準備のひとつと言えそうです。
今後の計画を話し合うこともできました。
購入に迷いがある場合は、お店で体験させて貰えたり、レンタルなどの選択肢もあるので活用してみてください。
余談ですが、エコーの写真は劣化すると聞き、コピーをしてアルバムにコメントと共にまとめることもしています。
初めての出産は不安と期待でいっぱいですが、妊娠後期は陣痛などへの対応方法・入院準備の確認、赤ちゃんのものを揃え、衣料の水通しをして、万全の状態で出産に臨みたいと思います。
育児は育自と言われ、準備しても足りないことだらけですが、子どもと共に成長していきたいものです。