子供が近所で見つけて来た子猫!
飼いたいと子供は言うけれど、どうしよう!?
まずは野良猫かどうか調べて、病気を持っているかどうかを調べる必要があります!
野良猫はこんな病気を持っている可能性も!まずは検査から!
まずは野良猫かどうかを調べてみましょう。
もしも、飼われている猫だった場合、無断に連れて帰ってきてしまうと窃盗罪になってしまいます!!
首輪を付けている場合は、飼い主さんがいる可能性があります。
ご近所さんや街に貼られている ”迷子猫” のポスターを見てみてくださいね。
交番に相談するのもありです。
動物病院にも迷子猫の情報がありますから聞いてみてください。
子猫の場合は、外で生まれた可能性がありますから野良猫の可能性が高いかと思います。
野良猫だったら場合、そのままお家で飼う事にするのならまずは動物病院へ行き、検査を受けてください。
野良猫は元気そうに見えても体には悪い虫がたくさん住んでいる可能性が!
そのまま自宅に入れてしまうと、体に付いている虫が、室内で繁殖してしまうこともあります。
ですから、保護したその日、遅くても次の日には動物病院へ連れて行ってあげてくださいね。
その際は全身くまなく診てもらってください。
野良猫は室内で飼われている猫よりも猫同士の縄張り争いなどでケンカをしやすい環境にあります。
その際に唾液などに含まれるウイルスによって猫白血病や猫エイズに感染していることもあります。
猫白血病は、免疫力の低下を引き起こしやすく、致死率も高いです。
これらは命にかかわる病気ですが人には感染はしません。
しかし、感染する病気もあります。
○ノミ
猫に寄生したノミに噛まれると酷いかゆみが起きます。
○引っ掻きキズ
猫に引っかかれたキズから細菌に感染して、リンパ節の腫れや発熱が起きることも。
○カビ、ダニ
猫が持つカビやダニに感染することも。
○クラミジア
猫の目ヤニや鼻水などに触れた手で目などをこすると結膜炎を起こすことも。
赤ちゃんや小さな子供には注意してください!
野良猫は飼った後も大変!しつけなどの注意点!
野良猫はとても警戒心が強いです。
いつも屋外で生活している為とても警戒心が強くなるのです。
野良猫って近づくだけですごいスピードで逃げてしまいますよね。
ですから保護しても懐くまではなかなか時間がかかります。
食事を用意しても全く食べない、なんてこともあるかと思います。
その警戒心を解くには、こちらが安全である事を理解してもらうまでは、根気よく接してあげてください。
懐かない!と言うのではなく根気よく付き合ってあげてくださいね。
懐いてきたら、まずはトイレから教えてあげましょう。
- 静かな場所
- 見晴らしがよい
- 食事場所や寝る所から離れている
これらの条件がある場所が好ましいかと思います。
お家の中で飼い主さんから見えて、周りかゴチャゴチャしていない所にトイレを置いてあげてくださいね。
一度場所を決めたら動かすのはあまりしない方がいいです。
猫が床の匂いを嗅いだりしながらウロウロしたり、砂をかくように床を引っかいたりする場合はトイレのサインかもしれません。
そんな時はそっと抱き上げてトイレに入れてあげてください。
成功したら褒めてあげてくださいね!
まとめ
うちの近所でも野良猫は見かけます。
「可愛くてお家で飼いたい!」という気持ちも分かりますし、「保護されたらいいのにな」とも思います。
しかし、野良猫は屋外で生活をしていて他の猫との縄張り争いなどでとても警戒心が強くなっています。
近づく時も気を付けないといけません。
連れて帰ってきてからも懐くまでは時間が必要かと思います。
長い目で見て可愛がってあげてくださいね。