人生の1/3をしめると言われる睡眠時間、昼間の活動時間と同じように上手く過ごせていますか?
仕事や学業、育児などで忙しく、十分睡眠がとれない方も多いのではないでしょうか。
睡眠は時間だけではなく、質も重要です。
- 限られた時間でいかに熟睡するには?
- 行動や食べ物で気をつけることは?
などについて解説します。
睡眠のメカニズムを理解し、普段の生活に取り入れ、快適な生活を送りましょう。
短時間で熟睡する仕組みやNG行為?自律神経の重要性と整える方法とは?
「休みがほとんどない。睡眠時間も3時間。」
と話している多忙極める芸能人や人気急上昇の役者さん、それでもテレビでみるたびに元気に仕事をされています。
理想的な睡眠時間は1日8時間!
といつの間にか常識のように言われていますが、それなら多忙な人はどうしたら?
と思いますよね。
睡眠はただ単に体を休息させるためだけでなく、ホルモンの分泌や細胞の再生など生きていく上で大切な時間でもあります。
また熟睡には美肌、美髪、痩せホルモンの分泌などの効果もあります。
ここでは熟睡する体の仕組みや安眠NG行為、入浴方法についてご紹介します。
まず人は起床してから約16時間後に眠たくなる仕組みになっています。
また、起床後1時間以内に太陽の光を浴びると体内リズムが整い、自然と夜に眠気を感じ、スムーズな入眠と熟睡ができるといわれています。
睡眠の質には自律神経を整えることが大切ですが、この自律神経は普段の習慣を少し変えるだけで簡単にコントロールできます。
副交感神経が優位になると脳は睡眠モードへスイッチオンされますので、就寝前に副交感神経が交感神経へ変わるような行為は避けましょう。
脳が覚醒する行為は、
- テレビやスマホのブルーライト
- 夕飯後のコーヒー(カフェイン)
- 寝る直前まで明るい部屋で過ごす
- 熱い湯船につかる
などです。
これからを意識してなくすようにするだけでもかなり効果があります。
お風呂は寝る1時間前にぬるめのお湯(38度くらい)にゆっくり20分、肩までしっかり浸かるとお風呂上りに深部体温と手足の皮膚温度の差が縮まって脳が入眠モードに入り、寝入りがスムーズで熟睡できます。
もう少し熱めのお湯がお好みなら寝たい時間の90分前に40度の湯船に15分つかるのも同じような効果があります。
短時間で熟睡する方法!アロマや音楽の効果♪夕飯はどんなものがおすすめ?
自律神経の乱れが睡眠にかかわることがわかりましたが、忙しい毎日の中で家族同居の方はとくに自分の思い通りの時間にお風呂に入れなかったり、ゆっくり浸かれなかったりします。
そこで、短時間で熟睡する方法としておすすめなのが、アロマテラピーや音楽です。
安眠するためには脳波をα波にする音楽が大切で、自分がリラックスして心地よいと感じる音楽が良いです。
528ヘルツの音を含む音楽は自律神経の乱れを整え、心を落ち着かせる効果があります。
YoutubeやCDでも販売されているので探してみてはいかがでしょうか。
アロマならやはり定番のラベンダーやオレンジスイート、ベルガモットなどにリラックス効果があり、安眠へと導いてくれます。
もし鼻づまりや咳で寝苦しい日はフランキンセンスもおすすめです。
そして最後に夕飯ですが、炭水化物少なめでタンパク質を多めに摂りましょう。
炭水化物を多く摂ると血糖値が高くなり、睡眠中のホルモン分泌が阻害され、結果十分な休息がとれません。
まとめ
短時間で熟睡する方法をご紹介しました。
お風呂の時間や温度、寝る前の明るい部屋やブルーライト、脳を覚醒するカフェインなど様々な行為がスムーズな寝入りを邪魔します。
短時間で疲れを癒して熟睡したい日はぜひ安眠を妨げるNG行為を避け、上手に副交感神経をコントロールしてスムーズな入眠につなげましょう。
熟睡した朝は寝起きもスッキリ、元気に1日が始められますよ♪