お湯をそそいで数分、あっという間に美味しいラーメンが食べられるカップ麺ですが、健康に悪いイメージをみなさんお持ちではないでしょうか。
コンビニやスーパーではカップ麺コーナーが充実していて、CMではいつも美味しそうな新作の宣伝がされています。
もし健康にいいカップ麺があるなら嬉しいですよね。
ここではカップ麺が体に悪いといわれる理由やちょい足しで健康に食べる方法、健康を気にする方におすすめのカップ麺をご紹介していきます!
ちゃんと知っておきたいカップ麺!健康にいいといえない理由とは!?
短時間で食事を済ませたい時、料理が面倒な時などにお湯をそそぐだけでできるカップ麺はとても便利ですし、非常食として何個かストックしている方も多いものです。
ですが、カップ麺は健康に悪いイメージがあり、栄養面も気になるところです。
まずはカップ麺がなぜそういわれているのかその理由を知りましょう。
後ほど、健康的な食べ方や健康を気にしながら食べるならこれ!という即席めんもご紹介します。
まず市販の加工食品は小麦粉や米、野菜などの食品原料と、食品添加物で作られています。
食品原料は長い歴史によってその安全性が確立していますが、
添加物は使われるようになってからまだ数十年で人間にとって安全なのか分からない部分があります。
カップ麺には「加工でん粉」「調味料(アミノ酸)」などの添加物が入っています。
パッケージの食品表示をみてみると10種類以上の添加物が入っていることも当然としてあり、塩分が高いのも気になるところです。
また、カップ麺は油で揚げていますが、その油は酸化しやすく、有害な過酸化脂質ができてしまいます。
さらにカップ麺の容器にも危険が潜んでおり、一部の発泡スチロール容器には熱湯の中で溶け出すスチレンという発がん性物質が含まれていると言われています。
着色料としてよくカラメルという文字を見かけますが、これには4種類あり、安全なものと、毒性が強く発がん性の危険が非常に高いものもあります。
食品表示には「カラメル」としか書かれていないので、それが安全なカラメルなのか、危険なカラメルなのか判断できないので、私は避けるようにしています。
こうやって読んでいると健康に悪いイメージがさらに高まりそうですが、これらが含まれるのは少量なので必ず病気になるというわけではありませんし、「安全性に問題はない」という前提の元に使用されています。
しかし成長盛りの子供にはあまり食べさせたくないですし、大人でも毎日のように食べるのは控えたいものですよね。
やっぱり食べたいカップ麺!健康にいい食べ方やおすすめとは!?
カップ麺は健康に悪いイメージがありますが、エースコックの社長はご自身のことを「体の半分は即席めんでできている」と言っています。
毎日のように即席めんの試食をし、お酒もたくさん飲むようですが65歳を超えても健康診断にひっかかることはないようです。
野菜ジュースを飲んだり、適度な運動もして、健康維持に努めています。
健康は食事だけでなく、普段の生活態度や習慣、ストレスも関係しています。
カップ麺の対策としては、ノンフライのものを選んだり、そうでないカップ麺でも過酸化脂質を流すため、お湯を入れて麺がほぐれたらそのお湯は捨てて、スープの素を入れる時に再度新しいお湯をそそぎましょう。
過酸化脂質はがんや老化、動脈硬化の原因となりますし、体にとって有害なので少し手間がかかりますができればやっておきたい工程です。
ノンフライ麺は有名なところでは、マルちゃん麺づくり、日清麺職人などがあります。
探すとけっこうあるのでぜひチェックしてみてください!
カップ麺だけだと野菜不足になるので、乾燥わかめやほうれん草、コーンなどを入れてみるのもいいでしょう。
この三つは塩分を排泄する食べ物ですので、積極的に摂りたいものです。
また日清から発売されている「サイリウムヌードル」は特保商品でなの安心です。
容器にサトウキビの繊維を使い、国産小麦で作られた桜井食品の「ガバスカップの醤油ラーメン」は残念なことに2017年の12月で終買になってしまいました。
ちなみに袋麺の無添加ラーメンの種類は豊富ですが、カップ麺で無添加はなかなか見かけませんので、健康にいい即席めんをお探しなら袋麺がおすすめです。
まとめ
たまに食べると美味しいカップ麺、やはり健康にいいとは言い難いのが正直なところです。
もし少しでも添加物の少ないカップ麺を選びたい場合はパッケージの食品材料の数はシンプルで少ないものを探しましょう。
原材料名の並びは食品材料が多い順、その次に添加物料の多い順に表示されます。
ですがあまり気にすると美味しくたべられないので、初めのお湯を捨てたり、野菜をプラスして少しでも健康に気遣った食べ方をしましょう!