決して太っているわけではないのに、くびれがない。
そんな方いませんか?
ウエストのくびれは、痩せていても、太っていてもそれなりに作ることができるんですよ。
しかも、意外と簡単に。
ウエストのくびれがあるのとないのでは、選ぶ服装まで変わってきてしまいます。
くびれがあれば、多少太っていても、ウエストを強調した服を着て、ほっそりと見せることもできる。
そんな簡単なウエストくびれの作り方をご紹介します。
ウエストのくびれはまず姿勢から
ウエストのくびれがないと、自分の体型に自信が持てず、おなか部分が目立たないようにどうしても姿勢が猫背になりがち。
でも、実は姿勢を正すだけでもウエストの形が違ってくるのを知っていますか?
背筋を伸ばし胸を張るように両肩をきちんと引くと自然とおなかに力が入り、日頃楽な姿勢でいるときよりもおなかが引き締まっている感じがすると思います。
洋服を着ているとわかりづらいかもしれません。
ぜひ、入浴の時に確かめてみてください。
脱衣所で洋服を脱いだ後、鏡に映った自分の姿。
鏡で確認しながら、先ほど話したように、背筋を伸ばして…としてみると、いつもよりも、ウエスト部分が引き締まってすっきり見えることに気が付くはずです。
もちろんウエストのくびれが気になる方は、太り始めたことが原因かもしれませんが、その後それを隠すために姿勢が崩れてしまっていることで、さらにおなか周りがたるんでしまう原因になっているのです。
姿勢を整えるには腹筋をきたえる
「腹筋を鍛える!」というと辛いイメージしかないかもしれません。
実際、若い頃は苦もなくできた腹筋が、年を重ねることで辛いものになってきている。
それは、腹筋が年齢とともに弱くなってきているからなのです。
でも、正しい姿勢を保つためには腹筋がとても大事。
そこで、簡単でしかも楽にできる腹筋を鍛える方法をご紹介します。
<楽チン腹筋>
1.まず、仰向けになり、両膝を立てます。
2.つぎに両手をおなかに当てて、3秒かけて息を深く吸い込みます。(この時、おなかがきちんと膨らむことを両手で感じてください。)
3.その後、おへそを見るように頭だけをあげながら、7秒かけて息を吐き切ります。(この時おなかに入った空気を全部吐き切るようにし、両手でおなかがへこむことを確認してください。)
たったこれだけです。
でも、おなかのインナーマッスルを使っていることは感じていただけると思いますよ。
これを5回1セットで1日3回やるだけで腹筋運動になります。
慣れてきたら、頭だけでなく肩まで起こすようにするとさらに効果があります。
この方法は呼吸法だけでも効果があります。
私は実際、デスクワークの途中でも、椅子に座ったまま姿勢を正し、3秒で吸って7秒で吐く…をしています。
日頃から腹式呼吸を意識することが大事なのです。
腰を回してインナーマッスルを鍛える
やはり「鍛える」という言葉は辛いイメージがあるかもしれませんが、実はこれも簡単!
ウエストを意識しながら腰を回します。
<おなかくるくる体操>
足を肩幅に開き、膝を少し緩めます。
浮き輪をしているイメージで、浮き輪の内側を腰でなぞるイメージで回します。
早く回す必要はありません。じっくりと確実に浮き輪の内側をなぞるイメージで。
反対回しも行います。
たったこれだけ。
片側10回を1セットで、1日3セット。
ね、簡単でしょ?この動きはすごく簡単なのですが、インナーマッスルに効いて、続けてもらうとおなか周りがすっきりしてきますよ。
毎日でなくても大丈夫!
もちろん、毎日できるのが理想。
毎日続けるためには、自分の生活リズムに合わせて、実践することが大事。
私は一日の生活の中で、無理なくできるように、「楽チン腹筋」は、朝起きた時と、寝る前、「おなかくるくる体操」は朝、昼、晩の歯磨きの時と決めています。
それでも、忙しかったりすると、それをする余裕がなかったり忘れてしまったりします。
でも、「あ~ダメだ…」とあきらめないでください。
忘れることがあっても、またそこから始める、それが大事ですよ。
この方法は、もちろん毎日続けられることが理想ではありますが、いつでもどこでも簡単にトレーニングできることに意味があるのです。
1日の回数にとらわれず、気が付いたとき、思いついたときにできるようになれば占めたもの!
即効性のあるトレーニングではないですが、日々続けることで、ウエストを引き締め、またそれを維持することに役立つと思いますよ。
ぜひ、試してみてください!