最近すっかりとクルーズの魅力にはまっていることもあり、Celebrity Xクルーズ のMillenniumの乗船説明会(クルーズプラネット主催)に行ってきました。
カジュアル船より1クラス上のクルーズが楽しめる船となります。
ただ、当然ですがお値段もそれなりにしますので、事前に一回見れるチャンスがあるのならと思い参加してきました。
この説明会は無料なのですが・・・・
やはり事前に情報を仕入れて備えておくことは大切ですね。
今回は半日潰れてほぼ収穫0でした
まぁこの収穫0というのが収穫かもしれません(笑)
船内見学会のスケジュール
11:00 集合
~11:20 船内IDカード作成
~12:30 船内説明
~12:50 日本周遊クルーズの案内
おおよそですがこんな感じで進んでいきました。
IDカードを作るのに、運転免許証かパスポートが必要になります。
IDカードができるとセキュリティゲートをで顔写真を撮られ、手荷物検査をすませて船内に入ります。
ここらへんは通常のクルーズと同じですね。
ミレニアム船のデータ
まず簡単にですがこの船のスペックを紹介しておきます。
総トン数:91,000トン
全長:294m
全幅:32m
乗客定員:2158人
乗組員数:999人
大型のクルーズ船と比べると一回り小さめの船になります。
ちなみに、私が前回乗船したのはノルウェージャンのエピック号で、
総トン数:155,873トン
乗客定員:4100人
乗組員数:1708人
と、こんな感じになります。
乗組員数に対する乗客店員がミレニアムでは小さいため、カジュアル船のエピック号よりは手厚いサービスを受けることが期待できます。
エピック号での地中海クルーズの記事はこちらからご覧下さい。
>>ノルウェージャン エピック号で行く地中海クルーズ10日間の旅
いざ船内見学へ!
セキュリティゲートを抜けるとすぐにエントランスがあります。
ちょっとこぢんまりとした感じですね。
なんかの時には長蛇の列になる予感がします。
その後はプレミアムレストラン(スイートのみ利用可能)、バー、カジノと見て回ります。
営業はしていませんので本当にサラッと見るだけですね。
こちらも上のクラスの人だけが入れる食堂で、営業時間中はいつ来ても大丈夫だそうです。
ちょっと上級の雰囲気は伝わってきますが、料理がないので「へぇ~~」というだけで終わってしまいます(笑)
アルコールは別料金ですがそれ以外は全て旅行費用に含まれています。
こちらがメインダイニングです(写真下)。
二階席まであります。
後方に大きな窓があり、席が良ければ眺めは最高です。
ただし、クルーズ中は時間と席が決められていますので、ここは本当に運次第となります。
座席が決められているのは同じ席の人と仲良くなれるメリットがある反面、あたりが悪いと旅行中ビュッフェと有料レストランが増えるので、こちらも運次第ですね(笑)
屋上には室内プールと屋外プールの二つがあります。
今の季節は屋外プールでいいですが、ちょっと寒くなったり風が出てくると屋外は厳しいので、この室内プールはポイントが高いです。
なんせ今までプールで泳ごうという時期に行ったことはないですからね(笑)
メインダイニングは時間と席が決められていますが、ビュッフェでは営業時間中はいつ来てどれだけ食べても問題ありません。
メインダイニングの同じ席の人と仲良くなるのも旅の楽しみの一つですが、気楽にご飯が食べたいときもありますのでビュッフェは重要なんです。
ここは営業中だったので、種類は少ないですが見ることができました。
どれも結構おいしそうでしたね。
一通り見た後、なんと衝撃の発言が・・・・!
「本日は満室のため客室は見学できません」
え~~~~~~っ!!!
いったい何のために来たのか良くわからなくなってしまいました(笑)
半分以上は客室を見るのが目的だったんですよね。
内側客室と窓付きの客室はどのくらい違うのかとか、バルコニーはあった方がいいのかとか、その差に一人60000円が出せるかとか、そういったことを検討したいから参加したのに・・・
あまりにショックで評価はダダ下がりです。
これは私的なブログですので思ったことをそのまま書きますが、客室が見れず、ご飯も食べれない船内見学会に参加する価値はありません。
パンフレットに載っている写真と説明で十分です。
営業外の人のいない寂しい施設を見学して、「この船に乗りたい!」って思う人はいないと思うのですよ。
照明の落ちたシアターを見学しても、そこで素晴らしいショーが見れるんだと想像できる人は極々僅かでしょう。
せめて客室の様子をビデオで説明するとかあってもいいと思いますね。
クルーズプラネットさん! ぜひ検討して下さい。
まとめ
今はクルーズの価格が下がり、行きやすくなっているので見学会に参加する人も多くなるかと思いますが、当日または前日に、
「客室の見学はできますか?」
と必ず問い合わせてみましょう。
申し込んだ時にはわからなくても、前日にはわかっているはずです。
いままで一度もクルーズ船に乗ったことがなければ見学会に行くのはありですが、客室を見るのがメインであれば事前に問い合わせるのをお勧めします。
ちなみに、合計100歳とちょっとの夫婦で参加しましたが、この船を楽しめるのは、施設は少なくても高いサービスを求める人ではないかと思います。
どうしても前回乗ったエピック号との比較になるのですが、施設の数が少ないのです。
レストランも娯楽施設も明らかに少ないです(その割にshopとカジノが大きい)。
ショーやイベントも恐らく少ないでしょう。
客室数も少なく船も小さいため仕方がないのですが、
この船で15日間飽きずに過ごせるか?
というのが、まず頭をよぎりました。
色々な雑多なサービスを気軽に楽しみたい我々のような夫婦は、カジュアル船の方が適しているかもしれないと考えると、この船で15日間というのは今はまだあり得ない選択肢だということが良くわかりました。
安くなったとはいえ、気軽の乗れる金額と日数ではありませんからね。
ミレニアムクラスの船に乗るのであればまずはお試しの6日間コースとかで飽きないか試してからがよさそうです。
まぁそれがわかっただけでも今回の見学会に参加した意義があるかもしれません(笑)