最初はたいしたことなかったのに、気付いたらとんでもない不快感と痛さで声をだすこともできない。
花粉症が原因で起きるのどの痛みは意外にしんどいことになります。
とくに仕事柄大きい声をださなきゃいけないお父さんたちや歌手などのアーティストの方々。
彼らにとってのどの状態というのはとても大事です。
そこで今回は花粉症によってのどの痛みの対処法をお伝えします。
なんで花粉症でのどが痛くなるの?
花粉症でのどが痛くなる原因は3つあります。
口呼吸
後鼻漏
元からあるのどの炎症
まず口呼吸により乾燥した空気やそのまま空気と一緒に入り込んできた花粉によってのどが炎症を起こしてしまいます。
花粉症によって鼻が詰まることで多くの人は口呼吸になってしまうもの。
口から吸った花粉はのどに張り付きます。
そしてそれを吐き出そうとして咳が始まるのです。
咳はのどを傷める原因にもなります。
だから花粉症によってのどに不快感が生まれてしまいます。
後鼻漏は鼻水が鼻の穴から出るのではなくすべて後ろに流れてしまう症状のこと。
後鼻漏だといくら鼻をかんでも鼻水が出てこないのです。
鼻がつまっているのにいざティッシュで噛もうとすると全然出てこない。
みなさん経験あると思います。
これが口呼吸の原因にもなります。
また喉に逆流した鼻水は痛みを引き起こします。
そして最後はもともとあったのどの炎症が花粉症によってさらにひどくなっている場合が多いのです。
意外にも多くの人は慢性的なのどの痛みに気付いていません。
それが風邪をひいたり花粉症になることで一気に痛みを引き起こします。
この場合は花粉症の痛みというよりはもともとのどに何らかの病気を抱えている場合が多いです。
のどが痛くなりやすい人や体調が悪くなりがちな人はただの花粉症だと安易に判断せずにすぐに病院へ行くことをお勧めします。
ではのどの痛みへの対処や対策はどうすればいいのか?
まず対策としては、自分が花粉症になると分かっていたら花粉症になるシーズン前から薬を飲み始めることです。
あとは、外出時には防護性のあるマスクをすること、できるだけ長いこと外に洗濯物を干さないこと、うがいをすることですね。
では喉が痛くなった時の対処としてはなにをすべきか?
鼻から逆流してきた痰や鼻水は吐き出すこと。
のどを痛める原因になります。
鼻水もしっかり鼻から出すこと。
喉をなるべく冷やさず温めるようにする(温かい飲み物など)など、鼻うがいもおすすめです。
花粉症シーズンに鼻炎で悩める方はなるべく薬を花粉症になる前に飲み始めることを強くおすすめします。
意外にも花粉症は難敵です。
思考の低下や体力の低下は著しいものがありますので対策を打つ価値はあります。
そしてのどが痛くなってしまったらなるべくケアを心がけるようにしてください。
男らしく花粉症ののどの痛みなんか余裕だと思っていると気管支炎などの病気につながり痛い目にあいます。
のどが痛みを発しているときはウィルスがつきやすくなっています。
のどからくる病気はひどい咳が出るようになります。
気管支炎の咳はひどくて夜も眠れませんし咳き込みすぎて嘔吐までする方もいます。
まとめ
今回は花粉症からくるのどの痛みについて書きました。
のどの痛みは意外にすぐには収まりませんし。
咳き込むことで体に来る負担も意外に大きいものです。
大事なのは痛くなってからではなく痛める前にどれだけ対策をするかです。
「のどが痛いくらいなんだよ。余裕だぜ」と思わずに早めの対策をおすすめします。
花粉シーズンになると咳き込んでいる方が急に増えだします。
印象としましてもマスクをして仕事をしている方よりも元気に咳やマスクをせずにお仕事をしている方はなにかと印象の面でも得です。
花粉の厳しいシーズン乗り越えるための対策、のどを痛めないためにもぜひやってみてください。