
日本人なら誰でも知っているラジオ体操。
小さい頃は、体育の前の準備体操として日々行っていましたよね。
夏休みになると、ラジオ体操カードを持って早朝から広場に集まりラジオ体操…みなさんも経験があるのではないでしょうか。
ポチっと応援してから読み進めてくださいね(笑)
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私もその一人です。
ラジオ体操を覚えるときって、なんとなくまねをするところから始まり、あとは音が鳴ればなんとなく動けるという感じで、
運動になっている実感はあまりなかったのですが、実はちゃんとやるとすごいいい運動なのです。
全身の運動になるすごい体操
ラジオ体操のすごさを知ったのは、娘が幼稚園時代からダンスを習っていてそこの教室でのことでした。
その教室の先生は、体育大学出身で、学生時代にラジオ体操の生みの親である先生、遠山喜一郎先生に直接ラジオ体操を習ったことがあるとか。
いつもはレッスン前にアップのためのストレッチをやってレッスンが始まるのですが、その日は
「今日はラジオ体操をしましょう」
と、子供だけでなく親も一緒にラジオ体操をすることになりました。
「ラジオ体操は、ただ体を動かしているわけではなく、きちんと全身をつかうように工夫されています。
だらだらと動かさずに背筋を伸ばして、それぞれの動きでどこの筋が伸びているか、どこの筋肉が使われているか意識してやってみましょう」と。
ラジオ体操は有酸素運動だった
子供たちと一緒にラジオ体操。
久しぶりだなぁ~と思いつつ、子供たちも一緒なので親たちもお手本になるようにと気合十分。
「ラジオ体操第一~!腕を前から上にあげて大きく背伸びの運動~♪」
と音楽がかかると不思議と自然に体が動きます。
音楽と掛け声に合わせて、体を十分に使うように意識しながらやってみると、なるほど、普段使っていない部分がしっかり伸ばされ、気持ちいい。
気分もすっきり。音楽はゆったりしているようだけれども、だからこそ呼吸をしっかり意識して、体のどこが使われているかをしっかり意識することができます。
これはすごい運動だったということに気づかされた瞬間でした。
「これは立派な有酸素運動だ。」と。
有酸素運動ということはダイエット効果も?
ダイエットに良いとされる運動の代表が「有酸素運動」。
有酸素運動というのは、しっかり呼吸をして体に酸素を多く取り入れながら、運動するというもので、その体に取り入れた酸素により、体内の脂肪を燃焼させる、というものです。
みなさん有酸素運動として思い浮かべるのは、ジョギングやウォーキング、水泳などではないかと思いますが、このラジオ体操も有酸素運動だったのです。
ジョギングやウォーキング…となると、体に良いことはわかっていながらも、なかなか始められないもの。
でも、ラジオ体操なら自宅で簡単に始められそうです。
家の中でできますから、パジャマ姿でもできますものね。
正しい動きを覚えましょう
これまで話してきたように、ラジオ体操はしっかりと体を意識しながら行うことでとてもよい運動になります。
つまり、
逆を言えばいい加減にやっていたのではその効果は得られないということです。
ですから、この体操を行うときにはしっかりとやりましょう。
ラジオ体操はテレビでも放送されていますから、一度それを見ながら一緒に行うと、本当に正しい動きがわかっていいかもしれませんね。
指の先までしっかり意識すると、さらに良い運動になりますよ。
ラジオ体操の本来の目的は「国民の健康体操」
ラジオ体操がダイエットにもよい有酸素運動…と紹介しましたが、本来の目的は
「国民の健康維持と体力向上を目的としたもの」
ですから、子供からお年寄りまで、それぞれの年齢の人すべてができる運動に工夫されているのです。
ただしく行うと、たった3分ほどの運動で、血流がよくなり肩こりや腰痛の改善にもなるそうです。
高齢者の方が利用するデイサービスなどの施設でも、朝のラジオ体操を日課にしているところもあるようですよ。
毎日続けるだけで、健康維持ができてさらにダイエットにもなる…やらなきゃ損。
あなたも、今の生活にラジオ体操をプラスしてみませんか。